恐怖通信鳥肌ゾーン 〈６〉 くらやみ

東雅夫/にじぞう

ポプラ社（2014/06発売）

• サイズ B6判／ページ数 175p／高さ 18cm
• 商品コード 9784591140154
• NDC分類 K388
• Cコード C8093

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[澤水月]

いじめやネグレクトの香りなどお化け以前にリアルに厭なのも出てきたな…数年前幼稚園で流行っていた「地獄」読みながらとかホント感満点(確か３年くらい前に東村アキ子が「子供が黙る」とオススメ本でブレイクした真面目な仏教本)。祖母が再婚とか対象読者が幼いんだなー…しみじみ

2014/07/27

[ぶうたん]

東雅夫さん監修で、実話怪談の書き手だけでなく「幽」関連の執筆者が多くてファンとしては嬉しい。所謂怪談だけでなく、不思議な話なども含まれるので、バラエティに富んでいる。自分的に本書の中では安曇潤平が怖かったが、そうではない人もいるだろう。最後に収録された田辺青蛙と勝山海百合は怪談とも言い切れない奇妙な話でターゲットの小学生がどう感じるかわからないが、大人が読んでも味わい深い佳品だと思う。

2022/03/30

[てっちゃん]

前作・前々作に比べると恐怖度はやや少なめの印象。というか目２作が子供向けとは思えないような内容だったので、これが普通なのかな。「さがしもの」「おかあさんのお迎えがおそかった日の話」あたりが面白かった。

2014/07/18