出版社内容情報
自分を堕落させるウソはついてはいけない、しかし生きるためのウソもある。厳しい人間関係を生き抜くための現代版うそも方便。
内容説明
ウソをつかず、約束はきちんとまもる。もしも、ただそれだけの人物だったなら、つまらないと思うだろう。やはり人間というものは、大ボラ吹きだ、夢想家だなどと、陰口をたたかれながらも、多少の失敗にもくじけず、冗談を言いながら笑いとばして、大きな夢をいだいて、そこまで自分をたかめようとしている人のほうがおもしろいのだ。
目次
「オホカミガキタ」
「仁」と「信」について
年長者とのケンカ
中学時代のいやな思い出
こわくて、思わずウソをつく
孤独感のふかまり
バカ正面でもこまる
人間だけがウソをつく
「その気になる」ということ
ミッキーの手紙
われらが「美少女」を守れ
「信じる」ということ
『ほら男爵の冒険』について
アメリカの「ほら話」
プラスのウソとマイナスのウソ
「うそかえの神事」を知っているか
「テレビの詐欺」裁判
「ジェントルマンズC」について
ロンドン商人のけなげな娘
著者等紹介
赤塚行雄[アカツカユキオ]
1930年神奈川県生まれ。日本大学芸術学部卒業、同大学院を経て東京都立大学(現:首都大学東京)大学院に学ぶ。評論家。1955年『東京大学新聞』の五月祭賞に、評論「ものを書くことは女々しい仕事か」で第一席となり、学生時代から評論家として活躍しはじめた。日本大学助教授、ソルボール芸術大学客員教授、中部大学教授などを務めた。現在は、中部大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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