ポプラ新書<br> わたしが死について語るなら

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ポプラ新書
わたしが死について語るなら

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  • サイズ 新書判/ページ数 220p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784591137260
  • NDC分類 114.2
  • Cコード C0212

内容説明

死について考えつづけることで、私たちの生活はいっそう深まりをみせる。死について考えつづけることは、真に豊かな人生をもたらしてくれる。著者自らの体験をはじめ、宮沢賢治や金子みすゞの作品、親鸞の教えによせて、当代随一の宗教学者・山折哲雄が、平易に、しかし深遠なまでに「死」を語り、「生」を説く。

目次

第1章 私が実感した「死」(第二次世界大戦で遭遇した死;祖父の死、母の死 ほか)
第2章 日本人の心の底に流れる「無常観」(人間はいちど死んだら、肉体は生ゴミになってしまう;人はひとりで死ぬ運命 ほか)
第3章 文学に描かれた「死」(父を失ったとき心に浮かんだのは、子守唄;宮沢賢治の死生観―「雨ニモマケズ」に込めたもの ほか)
第4章 子どもたちを苦しめる「平等」と「個性」(人生は平等ではない;理不尽な不平等感に悩む ほか)
第5章 日本には「無常」の風が吹いていた(古典のもつ強さ;『万葉集』を読む ほか)

著者等紹介

山折哲雄[ヤマオリテツオ]
1931年、アメリカ・サンフランシスコ生まれ。1954年、東北大学インド哲学科卒業。東北大学大学院を経て61年助手。鈴木学術財団研究部、春秋社編集部を経て、76年、駒澤大学助教授、翌77年東北大学助教授。82年、国立歴史民俗博物館教授。88年より国際日本文化研究センター教授を経て、同センター所長などを歴任。むずかしいテーマをわかりやすく、かつ独特な視点から論じているユニークな宗教学者。専門の宗教学、思想史のほか西行などの文学的テーマから美空ひばりまで、その関心とフィールドの広さには定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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うえ

6
「キリスト教は青春の宗教だといわれます。一神教で、その信仰も純粋な感じがする…もしもイエスが長生きだったとしたら、キリスト教はもっと別の形を」とる「死について、無常について教えることを教育の根本に組み入れてほしいと、政府の委員会などで何度も提案してきました。しかし必ず、反対意見が出る…心理学とか社会学、精神医学とかさまざまな分野の専門家…にあまり賛成してはもらえませんでした」「万葉集、源氏物語、平家物語、謡曲、浄瑠璃、これだけの古典に親しんでいれば、それで日本人の価値観、宗教観、自然観のすべてがわかる」2016/01/13

pino

5
北原白秋の金魚という詩が衝撃的だった。2018/09/22

ニシツノメドリ

2
この本を読んで、現代は死を見ることがあまりないので、自分から探しに行ったほうがいいのかなと思いました。道路で死んだ蛇を見つけました。埋めました。はい。2023/10/11

千本通り

2
古本屋で見つけてついでに買ったような本だったが、意外と内容の濃い、考えさせる本だった。この元の本が児童向けって難しすぎるやろ。まとまった内容の本ではなくエッセイに近い。特に中ほどの宮沢賢治の話が秀逸で、「雨ニモマケズ」の前後に「南無妙法蓮華経」と書かれていたら、死を意識した話になって、全く別の作品になる。元の本は著者78歳の時に書かれたものだが、2020年に肺炎で死ぬ思いをして生還、現在91歳でご存命の著者の死生観は変わったのだろうか、機会があればききたい。2022/07/30

くみっふぃー

2
昔は人の死が今より身近にあり、生と死を考える機会があった。今は核家族化が進み、身近な人の死に接することが減った。自殺者が増えていることも関係してるんだろうなぁ。第3章の『文学に書かれた「死」』の宮沢賢治と金子みすずの作品についての解釈は興味深かった。生かされていることに感謝をしつつ「人はひとりで生まれてひとりで死んでいく」ということも忘れずにいたいと思った。2013/11/26

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