内容説明
ハチベエが女子高生に痴漢!?しかし本人は無実を主張。ハカセ、モーちゃんの協力でつきとめた黒幕の正体は…?48歳になったって、三人そろえばやっぱり無敵!!
著者等紹介
那須正幹[ナスマサモト]
1942年、広島に生まれる。島根農科大学林学科卒業後、文筆生活にはいる。主な作品に、1978年発表の『それいけズッコケ三人組』をはじめとする「ズッコケ三人組」シリーズ(巖谷小波文芸賞)があり、2004年12月『ズッコケ三人組の卒業式』で完結した。ほかにも『さぎ師たちの空』(路傍の石文学賞)、「お江戸の百太郎」シリーズ(日本児童文学者協会賞)『ズッコケ三人組のバック・トゥ・ザ・フューチャー』(野間児童文芸賞)「ヒロシマ三部作」(日本児童文学者協会賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オーウェン
50
当選して議員になったハチベエがトラブルに巻き込まれる48歳。 その事件に対し、ハカセとモーちゃんにその家族。 そしてクラスメイトなどが力を貸して真相を突き止めていく。 きな臭い政治家のやり取りがハチベエにものしかかっていく。 結局この話は49歳に続くわけだが、ミドリ市に帰っていく構成はどういう結末に繋がるのか。2021/10/06
ゆにこ
46
三人が協力して問題を解決していくのにワクワクした。ハチベエの息子、モーちゃんの娘の活躍にはしみじみ。ハチベエの息子が運動神経抜群なのは納得だけど、なんで身長180もあるの(笑)2016/03/03
Mumiu
40
ハチベエは市議会議員一年生。たいへんです。市民の声を代表して、「より暮らしやすいって⁉」を考える立場です。役所が計画を立てても、議会の承認がなければ実施には移せないんですから。地下鉄どうする⁈なんてところは、うちの市もかつてはいろいろあったんでしょう。定期的な活動報告や、市民からの相談、圭子さんも文字になっていないところで大忙しだったのでは?次期市長選を睨みながらの派閥再編成。一番身近な政治、市町村という舞台で、理想だけでもなく、リアルすぎもなく、確かになあと共感もする。さあ、ちゃんと選挙にいこう!2014/02/05
sora
38
子供の頃の話のイメージを引きずって読むと、ものずごい違和感を感じるけれど、別物と思えば、なぜか、昭和時代のような懐かしさが感じられる話で、楽しく読めました。スマホなどが話に出てきても、なぜかそんな気がしました。不思議。2014/04/25
りえこ
24
子供の頃から読み続けている本。とても時代が反映されていて、登場人物が歳を重ねて同じように生きている感じがして面白いです。スマホやラインやFacebookが出てきて、現代の話だなと感じました。2014/04/15