ぼくたちはなぜ、学校へ行くのか。―マララ・ユスフザイさんの国連演説から考える

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ぼくたちはなぜ、学校へ行くのか。―マララ・ユスフザイさんの国連演説から考える

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  • サイズ A4判/ページ数 64p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784591136867
  • NDC分類 K367
  • Cコード C8795

出版社内容情報

気鋭のルポルタージュ作家・石井光太が「なぜ勉強するのか」を、子どもたちに問いかける。

内容説明

世界のどこかでいつも戦争があり、まずしいくらしをしている人たちがたくさんいる。日本にも、まずしさはあるし、差別もある。虐待やいじめもある。それをなくすのは、かんたんなことではない。戦争はいけない、と言うだけでは戦争は止まらない。差別はいけない、と叫ぶだけでは差別はなくならない。しっかりと自分の考えをつくりあげ、それを人にわかってもらえるようなことばにして伝えなければならない。その方法を手に入れるために必要なのが、学校なんじゃないだろうか。

著者等紹介

石井光太[イシイコウタ]
1977年生まれ。東京都出身。こどものころから作家になることを目指す。大学卒業後、アジアの貧しい国ぐにをまわり、障害のある人たちのドキュメンタリー『物乞う仏陀』を書く。その後、十年以上にわたって中東、アフリカ、南米の国ぐにを100カ国近く訪れ、そこで生きる人びとともに暮らし、同じものを食べ、寝ることで、知られざる生活を日本に伝えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Kawai Hideki

100
学校へ行こうとしたため武装勢力に頭を撃ち抜かれた少女、マララ•ユスフザイさんが国連で行った演説を元にした絵本。「わたしのなかの、弱さ、恐怖、絶望が死に、かわりに、強さ、力、そして勇気が生まれたのです」という、力強い言葉で始まる短い演説の中で、武器より強い言葉の力と、それを支える学校と教育の大切さを訴える。後半は石井光太さんがウガンダの少年兵や日本の被虐待児など、大人の身勝手に押しつぶされている子供の現状を解説。心が痛む。自分の言葉で気持ちを伝え、世界をよくするために勉強する。そのために学校へ行くのだ。2014/05/10

扉のこちら側

90
初読。2015年1255冊め。子どもを学校に通わせることが保護者の義務であり、子どもの権利として認められている日本では、大多数の子どもたちは「なぜ学校へ行くのか」という疑問も覚えない。私たち大人もかつてそうだっただろうし、自分たちの子どもに対しても「なぜ子どもを学校に通わせるのか」とは考えないだろう。しかし、自分の考えを作りあげ、それを人にわかってもらえる言葉を学ぶためだと、多様性を学ぶためだと、気づかないといけない。2015/12/28

あん

84
息子が図書館で借りた児童書です。開発途上国では15%の子供が小学校へ行くことが出来なくて、50%の子供が中学校へ行くことが出来ないという現実を、息子はどう受け止めたのだろうと考えた。「しっかりと自分の考えを作り上げ、それを人にわかってもらえる言葉にして、伝えなければならない」それを学ぶために学校へ行く。学ぶことで世界へ向けて言葉を発信して、世論を変えていく。いつの日か、戦争のない世の中になればと願うばかりです。2015/02/11

chimako

77
マララさんのノーベル平和賞を機にマララさん関連の本が多く読まれていると思う。その中でもこの本は写真が物語る読みやすくわかりやすい一冊だと思われる。マララさんの国連演説から何故教育が必要なのかを作者である石井さんが自分の言葉で語りかける。戦争や差別をなくすためには「しっかりと自分の考えをつくりあげ、それを人にわかってもらえるようなことばにして伝えなければならない」と石井さんは言う。そのために教育が必要なのだと。すべての人々が生きていて良かったと思える世の中を一緒に作っていこうと。子どもたちに読んで欲しい。2014/12/11

かおりんご

43
児童書。新しい切り口で学校へ行く理由を説いている。これは、子供達に読ませたいなと思う。世界には教育を受けられない子がいることや、自由に自分の考えを述べられない子がいることを、知る必要があると思うから。そして、日本は恵まれていることを知って欲しい。2014/01/12

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