出版社内容情報
猫は不思議と謎を連れてくる――「猫と過ごす七日間」という共通設定のもと、人気作家陣が競作する新感覚ミステリー!
内容説明
猫は不思議と謎を連れてくる。遺産争いに巻き込まれた猫の幽霊騒動、盗難疑惑から浮上した行方不明事件、失われた「絵画」をめぐる謎解き、白猫の“わたし”が巻き込まれた奇妙な盗難事件。まねき猫がしゃべり出すユーモアミステリーから、先輩が飼っていた黒猫と過ごした切ない七日間を描く、すこし不思議な物語まで、人気作家6人が「猫と過ごす七日間」という共通設定のもと競作!文庫オリジナルで登場!!
著者等紹介
秋山浩司[アキヤマコウジ]
1988年生まれ。岡山県出身。大阪大学大学院工学研究科卒業。2011年、「私撰阪大異聞物語」にて、第1回ポプラ社小説新人賞奨励賞を受賞。2013年、受賞作を改題した『さがしものが見つかりません!』(ポプラ社)にてデビュー
大山淳子[オオヤマジュンコ]
東京都生まれ。2006年、『三日月夜話』で城戸賞入選。2008年、『通夜女』で函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞グランプリ。2011年、『猫弁 死体の身代金』でTBS・講談社第3回ドラマ原作大賞を受賞しデビュー
小松エメル[コマツエメル]
1984年東京都生まれ。母方の祖父がトルコ人。國學院大學文学部史学科卒業。2008年、「一鬼夜行」にて、ジャイブ小説大賞を受賞
水生大海[ミズキヒロミ]
三重県生まれ。2008年「罪人いずくにか」で第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作を受賞。翌年、受賞作を改題した『少女たちの羅針盤』にてデビュー
村山早紀[ムラヤマサキ]
1963年長崎県生まれ。『ちいさいえりちゃん』で毎日童話新人賞最優秀賞、第4回椋鳩十児童文学賞を受賞
若竹七海[ワカタケナナミ]
1963年東京都生まれ。立教大学文学部史学科卒業。『ぼくのミステリな日常』でデビュー。2013年、「暗い越流」で第66回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yanae
hundredpink
ひめありす@灯れ松明の火
hirune
七色一味