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ポプラ文庫ピュアフル
猫とわたしの七日間―青春ミステリーアンソロジー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 299p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784591136676
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

猫は不思議と謎を連れてくる――「猫と過ごす七日間」という共通設定のもと、人気作家陣が競作する新感覚ミステリー!

内容説明

猫は不思議と謎を連れてくる。遺産争いに巻き込まれた猫の幽霊騒動、盗難疑惑から浮上した行方不明事件、失われた「絵画」をめぐる謎解き、白猫の“わたし”が巻き込まれた奇妙な盗難事件。まねき猫がしゃべり出すユーモアミステリーから、先輩が飼っていた黒猫と過ごした切ない七日間を描く、すこし不思議な物語まで、人気作家6人が「猫と過ごす七日間」という共通設定のもと競作!文庫オリジナルで登場!!

著者等紹介

秋山浩司[アキヤマコウジ]
1988年生まれ。岡山県出身。大阪大学大学院工学研究科卒業。2011年、「私撰阪大異聞物語」にて、第1回ポプラ社小説新人賞奨励賞を受賞。2013年、受賞作を改題した『さがしものが見つかりません!』(ポプラ社)にてデビュー

大山淳子[オオヤマジュンコ]
東京都生まれ。2006年、『三日月夜話』で城戸賞入選。2008年、『通夜女』で函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞グランプリ。2011年、『猫弁 死体の身代金』でTBS・講談社第3回ドラマ原作大賞を受賞しデビュー

小松エメル[コマツエメル]
1984年東京都生まれ。母方の祖父がトルコ人。國學院大學文学部史学科卒業。2008年、「一鬼夜行」にて、ジャイブ小説大賞を受賞

水生大海[ミズキヒロミ]
三重県生まれ。2008年「罪人いずくにか」で第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作を受賞。翌年、受賞作を改題した『少女たちの羅針盤』にてデビュー

村山早紀[ムラヤマサキ]
1963年長崎県生まれ。『ちいさいえりちゃん』で毎日童話新人賞最優秀賞、第4回椋鳩十児童文学賞を受賞

若竹七海[ワカタケナナミ]
1963年東京都生まれ。立教大学文学部史学科卒業。『ぼくのミステリな日常』でデビュー。2013年、「暗い越流」で第66回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yanae

117
猫・ミステリーをテーマにしたアンソロジー。作家さんもバラエティー豊か。かわいいテーマだけど、事件は殺人とか重々しいものもあり。個人的には大山さん、水生さん、村山さんの話が好き。あずかりやさん、明日町に続き面白かったな。水生さん、素敵な話。村山さん、スカッとしてしまった。エメルさん、作品大好きだけど、今作は人が多すぎてちょっと混乱(笑)若竹さん、そうきたかーの結末、秋山さんは初読みですごくよかった。もちろん正体は早々にわかったけど(笑)ホロリときました。新しい作家さんとの出会いに感謝。2017/06/02

hundredpink

86
六人の作家による猫アンソロジー。目玉は大山淳子さんの「あずかりやさん」スピンオフ作品「ひだりてさん」2021/03/03

ひめありす@灯れ松明の火

76
ポプラ社の七日間アンソロジーの二冊目。表紙も本編のエッセンスが散りばめてあって、絵解きみたいで楽しい。どうして猫のお話というのは、お別れを予感させる悲しいお話が多いのでしょうか。犬は化けないし、鳥は九生生きないし、ネズミの尾っぽは九つに分かれないし、猫は自分の死期を人に見せないからでしょうか。今回は初めましての作家さんがいなかったので、いつもの方にちょっと会う様な調子でのんびりと読みました。村山さんは珍しくちょっと黒い感じでした。大山さんのひだりてさんが面白かったので、本編の方も読んでみようと思いました。2014/06/08

hirune

71
化け猫率が高い…猫はくせ者っぽいからかしら。「まねき猫狂想曲」と「踊る黒猫」好きでした。村山早紀さん好きで面白かったんだけど、後味は非常に悪かった^^;大山淳子さんの「ひだりてさん」あずかりやさんと再会できて懐かしかったー♪2015/08/25

七色一味

71
読破。猫と七日間という設定で描かれた6編のアンソロジーです。なんで7篇にしなかったんだろう、という素朴が疑問が…。並べてみると、それぞれの作家さんの、設定へのアプローチの仕方が異なっていて面白いです。個人的には村山早紀さん【踊る黒猫】が秀逸かと。小松エメルさん【消えた箱の謎】は、途中からわけわからんくなってしまいました(笑)大山淳子さん【ひだりてさん】は、『あずかりやさん』のスピンオフ作品。気になる方は『あずかりやさん』の方もお読みください(笑)2014/04/16

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