ポプラ文庫
プロムナード

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  • サイズ 文庫判/ページ数 343p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784591134313
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

笑って驚いてタメになる、新感覚初エッセイ集。自筆絵本「緑色のうさぎの話」、人生初作品「誰かが出て行く」を特別収録。

内容説明

作家になるまでの道のりから、昔好きだった女の子との話まで。笑いと驚きが詰まった、著者初のエッセイ集。70篇のエッセイの中には「あの小説」の「あのシーン」を生み出した実際のエピソードも。自筆絵本「緑色のうさぎの話」、人生初の作品「誰かが出て行く」を特別収録。

目次

第1章(他人のお金で遊び暮らす;見えるのに見えないもの ほか)
僕が好きなもの―映画・本(『市民ケーン』;『グーニーズ』 ほか)
特別収録(緑色のうさぎの話;誰かが出て行く)
第2章(男を落とす技;そんなモノは修理しない ほか)
第3章(人生の4コマ目;最も哀しい手紙 ほか)

著者等紹介

道尾秀介[ミチオシュウスケ]
1975年生まれ。2004年、『背の眼』で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞。07年『シャドウ』で第7回本格ミステリ大賞を受賞。09年『カラスの親指』で第62回日本推理作家協会賞を受賞。10年『龍神の雨』で第12回大藪春彦賞を受賞。『光媒の花』で第23回山本周五郎賞を受賞。11年、『月と蟹』で第144回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gonta19

130
2018/2/9 楽天ブックスより届く。 2019/5/11〜5/14  道尾さんが日経新聞などに執筆したエッセイなどをまとめた内容。あまり、道尾さん自身のキャラクターに関する印象が無かったので面白かった。高校時代に描いたという絵本、なかなか味があって良い作品だと思った。2019/05/14

ケイ

50
感服!今まで読んだ中で最高のエッセイ。笑ったり、少し同情したり、時には驚いたり感心したり。17歳で描いたマンガ、鏡はなぜ上下逆さまにならないか、著作を探す時は宮部さんを見つけその左を見る…、唸るばかり。素敵なのは、「微笑は剣」「夢中になれ」「冷凍庫に栞を入れる彼女」「k君の詩(石)」。そして、震災後に「俺もプロの人間、プロの作家としてできることをさせて頂きます」の決意に、道尾さんの強さを見る思いだ。2013/09/02

kei@名古屋

30
月の恋人読んですぐにこれを読んだのでアメンボは実話からの話だったのかと実感。暗くもどんでん返しもないけど楽しめるエッセイ集でした。2013/04/18

aquamarine

29
読み友さんにお勧めいただきました。同じような経験は多かれ少なかれ誰もがしているのかもしれませんが、それぞれの経験をすべて身にして今の道尾さんが作られていることが彼自身の言葉で伝わってきて、素敵なエッセイを堪能しました。17歳の時に書かれたという絵本が何とも切なくその感性には脱帽です。印象的だったのは子供は「小さな大人」ではないということ。一個の人格として扱うつもりで小さな大人として扱っていないか、母親としての自分を顧みたくなりました。純粋なままでいることと「大きな子供」になってしまうことも違いますね。2013/09/06

みいこ

25
図書館 元々好きな道尾さんが、もっと好きになった。あんな子供がやたらと殺人に巻き込まれるミステリー(ジャンル分けはあまりしないでほしいそうだけど)を書く人は、どんな人?と、常々思っていたところに見つけたエッセイ集だったから。17歳でかかれた絵本を読んで、若い頃から、感性豊かなんだなっておもった。泣けた。第3章もよかった。歯車の話に昔の自分を重ねた。流星群を見上げるひとだとわかったのもうれしい。干支の話、順番に読んでいこう。営業マン、やめられたからこそ、今日も楽しめる!2013/10/08

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