出版社内容情報
怪談シリーズ、いよいよ完結!! なぞの作者「山岸良介」の正体がついに明らかに・・・?? 本当に「怖い本」ここにあります。
クラスメイトの仁科涼子の提案で、ぼくは同じ市内に住む、山岸良介という作家にインタビューをすることになった。彼の家に通ううちに、毎日なにかがおかしくなっていく。きょうぼくは、この家から無事に帰ることができるのだろうか……。
第一話 黒猫
第二話 赤いランドセル
第三話 その一 白い声 その二 白い顔
第四話 緑の指
第五話 青い画廊
第六話 紫の約束
第七話 金の帯
第八話 銀のかぎ
第九話 黄昏の願い
内容説明
クラスメイトの仁科涼子の提案で、ぼくは同じ市内に住む、山岸良介という作家にインタビューをすることになった。彼の家に通ううちに、毎日なにかがおかしくなっていく。きょうぼくは、この家から無事に帰ることができるのだろうか…。小学校上級から~。
著者等紹介
緑川聖司[ミドリカワセイジ]
2003年『晴れた日は図書館へいこう』が第1回日本児童文学者協会長編児童文学新人賞を受賞
竹岡美穂[タケオカミホ]
人気のフリーイラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nana&qoo
20
娘の親子読書で読みました。小学生の主人公男女が、覆面怪奇小説家にインタビューに行き、それをキッカケに未発表作品の感想を求められるー。作中作のホラー小説9編が適度に挟み込まれ、短編を味わいながら全編に渡る謎も続く、一話完結連ドラのような読みやすい作品でした。フィクション色が強く、さほど恐怖心は感じなかったけれど、小学生の娘には充分な「怖い本」でした。2019/08/19
☁︎︎⸒⸒︎雲亜໒꒱︎⋆
15
この表紙は、いなくなった男の子を表紙の少女が探してる場面かな?最後の終わり方、怖くて面白い
深青
11
シリーズ最終巻。全ての巻に色々な形で登場していた「山岸良介」の正体に迫るお話となっています。最終巻とあって、最初の色から順番にその色にまつわる怪談が登場しています。なんだかその時点で、不気味な感じ。今までと一緒でそのお話と現実が混じりあっていくからなのでしょうか。そしてラスト。ホントに怪談らしい救われない終わりでした。ぞくってくるこの終わりが結構好きです。この終わりだともしや今までの主人公も…!?2014/08/30
april-cat
7
黒、赤、と読んで、途中をすっとばして最終巻。一応つながってるらしいので、全部読めばそれなりに面白いさがあると思うのだけど、まあ単独で読んでもわりといける。怪談レストランシリーズに飽き足らなくなったら、こっちにすすんでもいいかも。2013/05/27
B型が苦手
4
五年生の子供にオススメされて読みました。大人が読んでもしっかりホラーになっていて、かつ、ミステリ風の展開で進むので、話に引き込まれました。山岸良介さんの正体は、シリーズを読み進めれば分かるのでしょうか?機会があればぜひどうぞ。2019/02/24