内容説明
ハチベエが市会議員に立候補?花山第二小のクラスメイトたちが後援会を結成。はたして当選となるのか…!?モーちゃんとハカセの家にもあらたな出来事が…三者三様の新展開をむかえます。
著者等紹介
那須正幹[ナスマサモト]
1942年、広島に生まれる。島根農科大学林学科卒業後、文筆生活にはいる。主な作品に、1978年発表の『それいけズッコケ三人組』をはじめとする「ズッコケ三人組」シリーズ(巌谷小波賞)があり、2004年12月『ズッコケ三人組の卒業式』で完結した。ほかにも『さぎ師たちの空』(路傍の石文学賞)、「お江戸の百太郎」シリーズ(日本児童文学者協会賞)、『ズッコケ三人組のバック・トゥ・ザ・フューチャー』(野間児童文芸賞)、「ヒロシマ」三部作(日本児童文学者協会賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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オーウェン
58
表紙にある通り、ハチベエが選挙に立候補する47歳。 とにかく前作が暗くて重い話ばかりだったので、かなり明るい話題が多い。 しかしハチベエが議員に立候補するとは意外だったが、子供のときに児童会長に立候補したのを思い出す。 そしてハカセと陽子の出産から妊娠。 高齢出産になるが、そこまでの陽子の経緯が分かる。 モーちゃんだけそれほど関わってない気がするが、母親に猫という当て方は良かったのかも。 2021/10/05
ゆにこ
44
ハチベエが市会議員選挙に出て、ハカセ家は陽子の妊娠。モーちゃんは猫のおかげで母が元気に。明るい話題の多い今回でした。2016/03/03
sora
31
ズッコケシリーズの中年版。どうも、いまだになじめません。 初恋の人に、何十年ぶりに出会った時の落胆?と同じような感じ。それでも、手にしてしまうのは、同窓会に出かけるような気分になるからかな。 高齢出産に、議員選挙、認知症など、今の社会を反映した内容でした。2014/01/19
zanta
20
290/10/19/2016 今日はあり得ない一日だった。会社の人とケンカして恐がられ、売り言葉に買い言葉で早退。やばい。浮いた時間、この本を読んでた。みんな大人だなぁ。っていうか、私とその彼女の言動は小学生なみ過ぎるか。彼らは前向きだなぁ。私は明日どうなることやら。2016/10/19
りえこ
20
高齢出産と選挙活動、どちらもうまくいき、幸せな気分になりました。ハチベエが当選確実になった時、ついオオー!と声を上げてしまいました。2013/05/08