出版社内容情報
絶滅寸前の職業と、それに携わる人々の姿を生き生きと描いて反響を呼んだルポルタージュ、待望の文庫化! 紅の巻、白の巻同時刊行。
その仕事、絶滅寸前! 絶滅前に会いたい!
絶滅危惧が懸念される「職業」を追ったルポルタージュ『職業外伝』待望の文庫化!
「紅の巻」「白の巻」同時刊行、紅白どちらから読んでもおもしろい!
「白の巻」ではイタコ、映画看板絵師、鵜匠、蝋人形師、チンドン屋、流しなど8つの職業とそれに携わる人々を紹介。
その仕事を「天職」として情熱をもって働く姿を生き生きと描き出している。
【イタコ】 日向けい子 イタコになって自分が変わった
【映画看板絵師】 大下武夫 顔の表情を決める15分間が勝負
【宮内庁式部職鵜匠】 山下純司 鵜が人を育て、鵜飼は日本人の心を育てる
【荻江流二代目家元】 荻江寿友 たどり着くことのないのが芸の世界
【琵琶盲僧】 永田法順 365日歩きつづける最後の琵琶盲僧
【蝋人形師】 松崎 覚 共同幻想をカタチにする
【チンドン屋】 堀田祐子 昔のチンドンを再現したい
【流し】 マレンコフ ”ゴールデン街の伝説”は芸歴60年
あとがき
文庫版追記 それぞれのその後
内容説明
日本には今にも消えてしまいそうな職業がこんなにたくさんある。イタコ、映画看板絵師、鵜匠、荻江流家元、琵琶盲僧、蝋人形師、チンドン屋、流し…絶滅寸前の8つの職業と、それに携わる人々を生き生きと描き出した傑作ルポルタージュ。
目次
イタコ―日向けい子
映画看版絵師―大下武夫
宮内庁式部職鵜匠―山下純司
荻江流二代目家元―荻江寿友
琵琶盲僧―永田法順
蝋人形師―松崎覚
チンドン屋―堀田祐子
流し―マレンコフ
著者等紹介
秋山真志[アキヤママサシ]
1958年、東京生まれ。明治大学卒業後、出版社勤務を経てノンフィクションライターとなる。2008年、『寄席の人たち』で、第21回尾崎秀樹記念・大衆文学研究賞(評論・伝記部門)を受賞。横浜商科大学非常勤講師。日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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