出版社内容情報
「空を飛びたい」という夢を叶えるため、ライト兄弟は独学で飛行技術を勉強しました。その思いが、世界初の飛行機を誕生させました。
内容説明
ライト兄弟は、自由自在に空を飛ぶことを夢見て、何度も飛行実験をくり返し、世界初の飛行機を完成させました。世界中で飛行機が利用できるのも、ライト兄弟の努力のおかげなのです。
目次
第1章 空へのあこがれ
第2章 空への決意
第3章 空への挑戦
第4章 空の向こうへ
第5章 希望の空へ
ためになる学習資料室
著者等紹介
たかはしまもる[タカハシマモル]
漫画家、アニメーター。月刊コミックラッシュ(ジャイブ)『新新宿企画課あるぷすひろば』で漫画デビュー
水越保[ミズコシタモツ]
脚本家。株式会社ぴえろに入社後、独立
金田彦太郎[カネダヒコタロウ]
公益財団法人航空科学博物館、学芸員、鳥類標識調査員。航空や鳥に関する一般向けや専門記事を各誌に執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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たまきら
20
空を飛びたい。その気持ちをまっすぐ持ち続け、ついに「飛行機」を世界で初めて作り上げた兄弟のお話です。晩年はかわいそうでしたが、マクドナルドもスターバックス創業者も、資本主義には飲み込まれてしまうということなのかなあ。娘は設計図があれば簡単なんだよ、という言葉に感動した模様。そうなんだよ!そこなんですよ!2021/05/29
Teruhisa Takii
2
ハングライダーを改造している方は、他にもいたとおもうが、エンジンを搭載したことが一番の発明だったと思う。2020/12/04
Eri
1
娘小2図書館。 ソリを作る時に、お母さんが「設計図を作るのよ」と教えたところからライト兄弟のもの作りが始まっていったのだなあと思った。 失敗や挫折はあったのかしら?と思うくらい、あっさりと成功していて、裁判をしてからの晩年もサラッと書かれていた。2020/11/02
じみ中高年
1
ライト兄弟が、人類初飛行を成功させてから、わずか10年余りで、各国が第一次世界大戦で飛行機を導入して戦っていたとは驚きだった。ライト兄弟もそのような使われ方は望んでいなかったのではないだろうか。2013/06/16
paumi
0
母にソリの作り方を教わってからものづくりに興味を持ったライト兄弟。 のちに“鳥のように大空を飛びたい”と願う。しかし若いうちは空を飛ぶ開発をせずに印刷業の仕事をしていた。兄弟が本格的に飛行研究をするようになったのはおよそ25歳過ぎてからだ。遅咲きなのが意外だ。一度だけ失敗もしたが、兄弟の飛行開発は成功。よかったね!大成功を収めたにも関わらず、いや大成功を収めたから、やはり特許問題などの周囲からのトラブルもやってくる。飛行技術の開拓をした偉大な兄弟だが、やがてそれは戦争に使われたのが悲しい。2015/01/05