出版社内容情報
知的障害をもつ妹と共に歩んだ半生を、戦後アメリカのノーマライゼーションの歴史をバックに描いたノンフィクション。
内容説明
知的障がい者の妹と過ごした愛と勘違いとハプニングの日々―。共に歩み齢を重ねていった姉妹の人生の輝きが、まれにみる美しさで胸にせまる文芸ノンフィクション。
目次
雷が落ちた日
私のせいなの?
さよなら、私の家
子供時代の終わり
大学、そして結婚
風車に突撃するように
グループホームをつくる
アイリーンの居場所は?
振り出しに戻る
母と旅に出る
悲しみとかんしゃく
人生の楽しみ
アイリーンの家
地域社会にとけこむ
私は共依存?
アイリーンの好きなこと
喜ばせたかったのに
友人たち―そして将来
アイリーンへの手紙
おしまいのサプライズ
著者等紹介
ドゥーガン,テレル・ハリス[ドゥーガン,テレルハリス][Dougan,Terrell Harris]
アメリカ、ユタ州ソルトレーク市に生まれ育つ。スタンフォード大学で学び、在学中に学生コンテストで『マドモアゼル』誌のゲスト編集者に選ばれる。『デザレット・ニュース』紙のコラムを13年間執筆し、全米女性記者連合会よりベスト・ユーモア・コラム賞を受賞。ユタ州の知的障がい者の支援活動を進め、保護作業所やグループホーム設立に尽力する。「ユタ州知的障がい者協会」で代表を8年間、「全国知的障がい者協会」の役員を2期務める。サンダンス映画祭の創設にも参加する
宇野葉子[ウノヨウコ]
大阪市で生まれる。神戸市外国語大学英米学科を卒業。中学校英語教師を数年務める。通訳者・翻訳者養成学校インタースクールで翻訳コースを修了し、産業翻訳者になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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井月 奎(いづき けい)
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