出版社内容情報
「恋かなと思っていたら不整脈」「万歩計半分以上探しもの」 シニア世代を中心とした、まさに人生の達人たちによる川柳傑作選です。
笑って愚痴って、一生懸命。この愛すべき、ニッポン人たち。――テリー伊藤さん大絶賛!
「恋かなと思っていたら不整脈」
「万歩計半分以上探しもの」
――「シルバー川柳」は、シニア世代を中心とした、まさに人生の達人たちによる川柳傑作選です。
社団法人全国有料老人ホーム協会が主催し、毎年1万を越える応募作のなかから、敬老の日にあたり、ユニークな作品が選ばれてきました。
本書は、2012年夏の入選作を含む傑作川柳を、イラストとともに紹介。
もの忘れも、医者通いも、はたまたビミョーな夫婦関係も。
悩める老後は、笑って過ごすがイチバン!
政治も教育も暗い話の多いニッポン、
シニア発、お達者パワー全開の、笑えて、しみじみするメッセージ満載の一冊です。
【編者情報】
社団法人全国有料老人ホーム協会
有料老人ホーム利用者の方の保護と、事業者の健全な発展を図ることを目的に1982年設立された。
利用者の入居相談から、事業者の運営支援、職員研修、調査研究まで、活動は多岐にわたる。
【シルバー川柳とは】
社団法人全国有料老人ホーム協会が主催し、2001年から毎年行われている川柳作品公募の名称。
内容説明
物忘れも、医者通いも、はたまたビミョーな夫婦関係も。傑作川柳、めでたく八十八本あがりました。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
射手座の天使あきちゃん
208
この本に満ちているのは老いに対する「愚痴」や「悲観」、「諦め」では無い 「くすぐり」、「いなし」、「達観」そして「開き直り」である(笑) いつもながら川柳さいこぉ~! (^_^)/2013/09/14
masa@レビューお休み中
207
以前から、話題のシルバー川柳気になっていたんですよね。ようやく読むことができました。この本いいですね。文字が大きいから読みやすいし、笑える川柳が多いので、気持ちが和むんですよ。それに、まだシルバーという年代ではないのに、わかるわかると頷いてしまう句もあったりするんですよね。おかしいなぁ。(笑)6歳から100歳までと応募されている方の年代も幅広いのですが…。やはり、ご自身のことや家族の体験を詠んだ川柳がツボに入って面白いですね。短歌もそうですが、実体験や実感がこもっている歌の方が身にしみるような気がします。2015/01/06
zero1
188
【日帰りで 行ってみたいな 天国に】死が現実として近い老人は川柳で表現。しかし悲しみだけではない。だから読んで楽しめる。【味のない 煮ものも嫁の おもいやり】は本当に思いやり?嫁のイビリに対する反撃とも読める。若い人のもある。【なれそめを 初めてきいた 通夜の晩】★【定年だ 今日から黒を黒と言う】は面従腹背。前川喜平氏(後述)も座右の銘に。【妖精と 呼ばれた妻が 妖怪に】は流石に実名を出さない(苦笑)。【アイドルの 還暦を見て 老を知る】は共感多数?死は必然だが、避けられないなら楽しまなければ。2021/02/13
takaC
162
作者の年齢が30代とか40代なのはネタ自体も創作じゃなかろうかなんて思ったりもしたがほぼ全句にやけながら読んだ。2016/08/11
パフちゃん@かのん変更
155
「女子会と言って出かけるデイケアー」こんなお茶目な句が好きです。どれも面白かった。あ~明日は我が身ですよ。2013/09/22