西本鶏介児童文学論コレクション〈2〉児童文学の作家と作品

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  • サイズ A5判/ページ数 705,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784591130476
  • NDC分類 909
  • Cコード C8095

出版社内容情報

明治時代から今日にいたるまでの児童文学に携わった作家と作品を独自の視点からとりあげる。

目次

子どもの本の作家たち―近代の児童文学(小川未明―感激に生きるロマンチシスト;秋田雨雀―人道主義に立つ寓意の童話;坪田譲治―リアルな目で描く童心の世界 ほか)
子どもの本の作家たち―現代の児童文学(石森延男―人生の教師としての文学;椋鳩十―ヒューマニズムにあふれる動物文学;久保喬―野性と夢の中の子ども ほか)
ファンタジーとしての宮沢賢治童話論
幼年童話から見た賢治と南吉―「黒ぶだう」と「里の春、山の春」、「おきなぐさ」と「木の祭り」
南吉童話の特質―「手袋を買いに」めぐって〔ほか〕

著者等紹介

西本鶏介[ニシモトケイスケ]
本名・敬介。1934年、奈良県に生まれる。国学院大学文学部文学科卒業。文教大学、玉川大学、東京学芸大学講師などを経て昭和女子大学教授となる。現在は名誉教授。長年、日本童話会賞、小学館文学賞、毎日こどもしんぶん童話賞などの選考委員をつとめ、現在も坪田譲治文学賞、椋鳩十児童文学賞などの選考委員をつとめる。著書は各ジャンル(童話・絵本・伝記・民話集)にわたって600冊余を数える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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めめ

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色んな児童文学者、童話作家の紹介、批評がされている本で読みごたえがある。安房直子、松谷みよ子、立原えりか、中川李枝子、あまんきみこ。どの作者に対しても尊敬の念がうかがえ、あたたかく好意的に紹介されていて、読んでいて心がホッと和む。批判ばかりする変な本もあるけど、そういうのとは一線を画している。作者の西本鶏介さんの洞察が深く、知識も豊富で、読んでいて楽しい一冊でした。ただ、とても分厚くて重量が重い本でした。2024/04/02

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