出版社内容情報
1970?1982年に週刊読書人に発表した児童文学の新刊時評を掲載。この間に取り上げた児童書は七百数十点におよぶ。
目次
個性と色彩の開花
リアリズムは創造世界をつくる武器
戦争と人間をテーマに
“物語的楽しさ”への志向
児童文学の中の“子ども像”
児童文学作家・ジャンル別展望
質の高いユーモア文学
児童向け歴史小説から
物語のリアリティとは
文字を通しての民話―現代にどう再生するか〔ほか〕
著者等紹介
西本鶏介[ニシモトケイスケ]
本名・敬介。1934年、奈良県に生まれる。国学院大学文学部文学科卒業。文教大学、玉川大学、東京学芸大学講師などを経て昭和女子大学教授となる。現在は名誉教授。長年、日本童話会賞、小学館文学賞、毎日こどもしんぶん童話賞などの選考委員をつとめ、現在も坪田譲治文学賞、椋鳩十児童文学賞などの選考委員をつとめる。著書は各ジャンル(童話・絵本・伝記・民話集)にわたって600冊余を数える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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