出版社内容情報
建設現場で発見された男性の首吊り死体。自殺かと思われた事件は監察医と警察の攻防により衝撃の結末を迎える。法医学の権威が実体験
内容説明
建設現場で男性の首吊り死体が発見された。監察医・如月の解剖により他殺と判明。同時期に発見された水死体。2つの事件が交錯した時に浮上した有名外科医の存在。その過去が暴かれた時に衝撃の結末が待ち受けていた―。法医学の権威が原案・監修!人気シリーズ第三弾。
著者等紹介
柚原瑠璃子[ユズハラルリコ]
1955年、静岡県生まれ。文化学院文学科中退。出版社勤務、フリーライターを経て執筆活動に入る
上野正彦[ウエノマサヒコ]
1929年、茨城県生まれ。医学博士。元東京都監察医務院院長。東邦医科大学医学部卒業。59年、東京都監察医務院監察医となり、84年に同院長に就任。89年の退官後は法医学評論家として執筆、講演、テレビ出演など幅広く活躍。厚生省医道審議会委員(死体解剖資格審議部会)、日本被害者学会理事を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まんま
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骸が繋げる関係性。泥臭い刑事。死体は語る。シリーズこれで終わりなのかな?2017/08/22
東風
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3シリーズ読了。すべて2時間サスペンスみたいな内容だった。 初作の死因究明については唸ってしまったが、いっそのこと無理やり若い女を主役(準?)にしないで、神様先生が全部やっちゃえば?な気がした。あと、セレブって簡単に殺人なんかしないような・・・監察医ものなのに刑事の出番が多すぎだったかも。2013/04/10
ひろみ
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悲しい罪だった。努力で、有名脳外科医にまでなったのに。こんなに罪をおかしてしまうまでになってしまうなんて。辛すぎる。かりんとう先生と上杉の距離もどんどん縮まってきてるね。次回も楽しみです(*^^*)2012/10/12
がしがし
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シリーズものだけど、これが最初。 話しの内容は良いと思うけど、書き方が下手では。2012/09/27
いづむ
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シリーズ2冊続けて一気に読了。警察官正木や監察医如月の成長が感じられます。今回は前作と比べてかなり人間の利己的な部分がうごめいていた。監察医と警官が実際にもこんなふうに密に協力して事件解決に動いていることを願います。このシリーズの警察は好感度高いです(合田雄一郎シリーズと比べて。自己感情比)。2012/08/24