出版社内容情報
賢治の故郷、岩手(イーハトーヴ)を舞台に、賢治の理想と生涯が色濃く重なってくる作品です。司修先生が大佛次郎賞受賞後の第一作と
内容説明
故郷・岩手(イーハトーブ)を舞台にした賢治の精神が色濃く出た名作を、司修氏(第38回大佛次郎賞受賞後第1作)が絵と文で彩り、贈ります。
著者等紹介
司修[ツカサオサム]
第38回大佛次郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
30
賢治の伝記絵本を読み、読んでない童話が多いことに気づいた。司修さんの名前と表紙の美しさに惹かれて、これを選んだ。今、皆さんの感想を読み、かなりはしょってあることがわかったので、ほかも読んでみたい。「賢治・原作」でなく、「賢治・文」を探そう。切なく、哀しいお話にブルーは合っている。でも、ストーリーとのつながりはわかりにくい絵のような気がした。2015/12/27
Shoko
26
図書館。題名だけは聞いたことがあったのですが、初めてお話の内容を知りました。「自分を犠牲にして、人を助ける」尊い精神が描かれます。宮沢賢治もきっとこんな気持ちで農業に取り組んでいたのでしょう。2017/07/18
り こ む ん
25
やっぱり、難しいかなぁ。この作品の絵本って…青1色の挿し絵は綺麗なのだけど…何かが分かりにくい…分かりにくい絵柄の絵本はたくさん有るのだけど…世界観が伝わるから、分かる部分が有るのだけど…ちょっと、この絵本は…個人的に分かりにくい…文章もかなり、要約されているのが…絵本だから、仕方がないのだろうけど…唐突な編集に感じる…綺麗なんだけどなぁ。2015/07/20
小夜風
24
【図書館】絵が凄くキレイだから……お話があらすじみたいになっててもったいない!長くても全部載せて良かったのでは……と思いました。今まで読んだ「グスコーブドリの伝記」では赤とか茶色のイメージだったので、青がとても印象的でした。2015/06/10
Kikuyo
18
青い幻想的な絵がとてもおしゃれに見えます。お話を知ったうえで絵だけ眺めて楽しむには良いかもしれません。ただ、キレイにパッケージされたお菓子みたいな雰囲気です。もっともっと大地や土の臭いのする、心の奥深くがゆさぶられるお話なんですが。2019/11/30