出版社内容情報
ひと文字、ひと文字、少しずつ。芭蕉のことばを書き写してみませんか。出会いと別れ、そして名句の数々。文字を丁寧になぞることであ
ひと文字、ひと文字、少しずつ。
芭蕉のことばを書き写してみませんか。
出会いと別れ、そして名句の数々。
文字を丁寧になぞることで、あなた自身の旅が始まります。
シリーズ累計150万部のなぞり本、もっとも人気を集めた『えんぴつで奥の細道』が
より書きやすい体裁、お求めやすい定価になって登場!
古典の勉強に、きれいな文字を書きたいあなたに、毎日続ける楽しさをぜひ味わってください。
?読者の方から?
■まるで写経するごとく、一字一字を入魂で書いています。60余年ぶりに古典を勉強しています。
全50日で芭蕉の『奥の細道』(全文)をすべてなぞり書き。
■手書き文字のやさしさに満足、一日分の長さもちょうどよく、毎日音読してから字の練習をしています。
大切に使いたいと思います。
■母の日に娘が買ってくれました。新しい人生が始まったような気持ちになりました。
■まさに日本人の根底に流れる情緒の本。目と脳と、手と心と、からだ全体と使って読む本。
一字一字をたどりながら、精神の修養をしています。
■主人を亡くし、数ヶ月。独り暮らしの今、学生気分になって毎日勉強しています。新しい旅の始まりです。
【目次】
序章(第1日目) 月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也。
旅立(第2日目) 弥生も末の七日、明ぼのゝ空朧々として、
草加(第3日目) ことし元禄二とせにや、奥羽長途の行脚、
室の八島(第4日目) 室の八島に詣す。
仏五左衛門(第5日目) 丗日、日光山の麓に泊る。
日光(第6日目) 卯月朔日、御山に詣拝す。
……以下、全50日で芭蕉の足跡をたどります。
現代語訳、便利な注釈、キレイな文字の練習にもなる「ひと文字アドバイス」付き!
【著者紹介】
書・大迫 閑歩
1960年鹿児島県生まれ。本名・大迫正一。筑波大学芸術専門学群卒業、同大学院修士課程修了。九州女子大学共通教育機構准教授。漢字の古い書体を中心にした研究、作品制作を続け、後進の指導にあたっている。
監修・伊藤 洋
1940年山梨県生まれ。山梨大学学長、工学博士。芭蕉に関する国内最大級のデータベース「芭蕉DB」を運営、講演や研究活動を積極的に進めている。
内容説明
元禄二年(一六八九)の早春に出立、日光、平泉を巡って日本海に出、金沢を経て大垣にいたる一六〇日の大行脚。芭蕉がもっとも強く心血を注いだ散文『奥の細道』を深く味わう、まったく新しいテキストブック。
目次
序章 月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也。
旅立―弥生も末の七日、明ぼのゝ空朧々として、
草加―ことし元禄二とせにや、奥羽長途の行脚、
室の八島―室の八島に詣す。
仏五左衛門―卅日、日光山の麓に泊る。
日光―卯月朔日、御山に詣拝す。
黒髪山・曾良―黒髪山は霞かゝりて、雪いまだ白し。
裏見の滝―廿余丁山を登つて滝有。
那須の黒羽へ―那須の黒ばねと云所に知人あれば、
黒羽―黒羽の館代浄坊寺何がしの方に音信る。〔ほか〕
著者等紹介
大迫閑歩[オオサコカンポ]
1960年鹿児島県生まれ。本名・大迫正一。筑波大学芸術専門学群卒業、同大学院修士課程修了。現在、九州女子大学共通教育機構准教授。漢字の古い書体を中心にした研究、作品制作を続け、後進の指導にあたっている
伊藤洋[イトウヒロシ]
1940年山梨県生まれ。山梨県立大学学長、工学博士。芭蕉に関する国内最大級のデータベース「芭蕉DB」を運営、講演や研究活動を積極的に進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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