出版社内容情報
「『銀の本』を見つけた者にこの城をゆずろう!」といわれ、ひいおじいちゃんの住むフランスにやってきたぼく。なれない土地で本さが
「銀の本」に関わった者はふしぎな運命をたどるという……。
「『銀の本』を見つけた者に、この城をゆずろう!」といわれ、ひいおじいちゃんの住むフランスにやってきたぼく。
なれない土地で本さがしにのりだしたけれど……。
内容説明
「銀の本」にかかわったものは、ふしぎな運命をたどるという…。突然の招待状に、フランスにやってきたぼく。「『銀の本』を見つけたものに、城をゆずろう!」というひいおじいさんのことばに、なれない土地で、本さがしにのりだしたけれど、だれかにねらわれている気がする…。小学校上級から。
著者等紹介
緑川聖司[ミドリカワセイジ]
2003年『晴れた日は図書館へいこう』が第1回日本児童文学者協会長編児童文学新人賞を受賞
竹岡美穂[タケオカミホ]
人気のフリーイラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
七月せら
13
パリの古城で西洋ホラー&ミステリー。ホラーというよりは不思議なお話とか、おとぎ話に近くて楽しめました。主人公の体験もいつになくほっこりするお話。2018/08/15
マツユキ
11
本屋さんでこのシリーズが並んでいて、気になっていました。偶然、手に取ったこの本は8作目みたい。小6の悟は、一人フランスに向かう飛行機に乗っていた。母も会ったことがない、フランスに住む曾祖父から、招待状が届き、曾祖父が住む古城へと向かった…。初めて会う親戚たちが不思議な話を披露し合って、なんだか和やかですが、ちゃんと?事件が起こります。ミステリで、ミステリー。楽しかったです。山岸さんがレギュラーなのかな。気になる…。2019/09/06
深青
9
シリーズも終盤です。8冊目。外国に住んでいる会ったことのない、ひいおじいさん。ひいおじいさんからの招きで、ひいおじいさんの住む古城へ出向いた少年は…。舞台が海外ということもあって、怪談も大半が海外もの。狼男とか悪魔とかが出てきて、怪談というよりもホラーという印象。今回は全体的にホラーというよりもミステリー。悪いやつに怯まずに立ち向かった少年は、かっこ良かった!2014/07/22
キリ
7
色の本怪談シリーズ8巻目。ホラー+ミステリーという感じで今まで読んだシリーズの中でそんなに怖くないなと思いました。でも面白かったです。第五話『銀のスプーン』第七話『身がわり』がお気に入りです。2017/12/16
美海
6
怪談話というよりはミステリテックで、ファンタジーっぽいなと思いながら読みました。自分のひいおじいちゃんが外国に住んでるなんてかっこいいですね。怪談シリーズの中では一番楽しんで読むことができたと思います。2014/02/28