出版社内容情報
このお寺には「金の本」という宝物があるそうです。嵐の中、山寺にたどりつき、いっしょに雨をのがれてやってきた人たちと、なぜか怪
このお寺には「金の本」という宝物があるそうです。
嵐の中、山寺にたどりついたわたし。
いっしょに雨をのがれてやってきた人たちと、なぜか怪談話をすることになって……。
内容説明
このお寺には「金の本」という宝物があるそうです。あらしの中、山寺にたどりついたわたし。雨をのがれてやってきた人たちといっしょに、なぜか怪談話をすることになって…。小学校上級から。
著者等紹介
緑川聖司[ミドリカワセイジ]
2003年『晴れた日は図書館へいこう』が第1回日本児童文学者協会長編児童文学新人賞を受賞
竹岡美穂[タケオカミホ]
人気のフリーイラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のり
18
小学生に勧められて読んでみた。子ども騙しの怪談だろうと思ったが、いくつかある怪談話がよく出来ていて、結構怖い(笑) 最後も含みを残してるし、児童向けにしてはなかなかやるな、と思った。2016/01/29
七月せら
16
昔話風や和風の怪談が多めで、物語の舞台となっているお寺の雰囲気と相まってタイムスリップした気分を味わえました。カーナビは、怖いよね。。。狐につままれたような気になるラストがお気に入りです。2018/08/03
深青
11
雷鳴が怪談の始まりを告げ、雨音が怪談の世界に閉じ込める。一つ一つお話を積み上げるたび、絡み取られて帰れなくなる。この本は(このシリーズは、かな?)異世界への切符。シリーズの中では、この巻が一番好き。民話みたいな怪談も入っていて、良かった。かなり意味深な終わりでしたが、山岸さんはこの二人を帰すつもりはあるのかしら?2014/07/18
美海
8
あっという間に読んでしまいました!児童文学ということもありとても読みやすく書かれていて良かったです。ホラーだけでなくミステリチックなところもあって想像力を働かせて読むことができました。2014/02/28
キリ
7
色の本怪談シリーズ7巻目。今回収録の話数が20話と多めで読みごたえがありました。第三話『金の服 銀の服』第五話『百物語』第八話『残念でした』第十三話『おまもり』第十八話『心霊番組』が特に怖かったです。この巻は謎の人物・山岸さんの出番が少なくて残念でした。2017/12/10