出版社内容情報
呪われた墓の伝説は、本当か? 墓をめぐる、不審な殺人事件の真相とは・・・!? 18世紀の冒険ミステリーシリーズ、待望の完結編
内容説明
ロンドンを離れ、ハーカー博士とノーフォークまで旅することになったトム。風が吹く荒れ地には、古代の王レッドウルフの骨が埋葬されていた。王の墓をあばこうとする者は呪われるという伝説は、本当なのか?つぎつぎに、奇怪な死をとげる人々。トムがたどりつく、驚きの真相とは?スリルあふれる18世紀の冒険ミステリー、完結編。
著者等紹介
プリーストリー,クリス[プリーストリー,クリス][Priestley,Chris]
イギリスのケンブリッジ在住。子どもの頃からエドガー・アラン・ポーやレイ・ブラッドベリの怪奇小説を愛読してきた「怖い話」の愛好家。子ども向けのノンフィクションや小説を多数発表し、『トム・マーロウの奇妙な事件簿』シリーズの1巻『死神の追跡者』で、アメリカ探偵作家クラブが選ぶエドガー賞ヤングアダルト部門(2004年)にノミネート。最終巻『呪いの訪問者』でランカシャー・ファンタジー大賞(2006年)を受賞
堀川志野舞[ホリカワシノブ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
57
ハーカー博士の古い友人の息子エイブラハム・ギブスから招待を受けてロンドンからノーフォークへ旅することになったトム。そこでは王の墓を暴く者は呪われるという伝説が息づいており・・。シリーズ第3弾。最終巻です。最終巻だからといって何か特別な終わり方をしているわけではなく、このまま彼らの日常が続いていくような終わり方でした。今回はハーカー博士の決め台詞がなかったのが残念でした。★★★2012/12/10
小夜風
21
【所蔵】シリーズ3冊目にして最終巻。うううん…3冊読んできて、ずっと感じていた違和感…この訳者さん、児童書だと思って、凄くいい加減にやっつけで訳してる?「怖い話」シリーズと同じ著者の作品とは思えないくらい…勿体ない感が強かったです。挿し絵もずっと合わないし…とにかく勿体ないのひと言…。もっと丁寧に作られていたら、大人が読むのにも耐えられる児童書になりそうなのに、児童書を越えられない児童書ですね。2014/08/17
クサナギ 「読んでる本」=「バイブル本」
3
三部作最終章。舞台をロンドンから、古の禍々しい伝説が色濃く残る田舎町へと移し、物語は更に重みを増します。一作目ではまだ幼さの残る少年だったトムも、美しい婦人に淡い恋心を抱くまでに成長(!?)し、お母ちゃんは嬉しいよ!(違)しかしそんな大人の階段を上り始めたトムに過酷な運命が待ち受けています。またまた魅力的なキャラクターが登場し、(個人的にイクネルド卿とマシューが好き!)まだまだ続いて欲しいのですが終わりです(T_T)続けてください(o>ω2012/09/01
Miki Shimizu
0
博士の知り合いのところへ旅をする。墓を荒らした者は呪われるっていう迷信が深く信じられている地域で、墓の埋蔵品を身につけた屍体が、、、呪いなのか、殺人なのか?!2014/10/13
いおり
0
★★★☆☆2014/01/15