ポプラ社ノンフィクション 負けない！―挑戦することは楽しいこと

クルム伊達 公子【著】

ポプラ社（2012/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 151p／高さ 20cm
• 商品コード 9784591128664
• NDC分類 K783
• Cコード C8095

出版社内容情報

挑戦することは楽しいこと。４１歳、プロテニス界のトップで戦いつづけるクルム伊達公子選手からのメッセージ。

内容説明

６歳からはじめたテニス。試合に出はじめてもなかなか勝てなかった…３７歳で現役に再挑戦し、今も世界で活躍するクルム伊達公子選手。つねに挑戦をつづけるトップアスリートが伝える、がんばることの楽しさ、おもしろさ。小学高学年～中学生向け。

目次

第１章　挑戦する楽しさの先に（大好きなテニスをはじめたのは；小浦先生との出会い；先生から学んだプロの心；プロとしてスタートしたけれど　ほか）
第２章　負けないための２５のメッセージ（興味のあることからまずはやってみる；やるからにはいつも真剣勝負で；無我夢中でやれば後悔はない；できないことを努力するのが楽しい　ほか）
第３章　なんでも質問！Ｑ＆Ａ

著者等紹介

クルム伊達公子［クルムダテキミコ］
プロテニスプレーヤー。１９７０年９月２８日生まれ。京都府出身。エステティックＴＢＣ所属。６歳でテニスをはじめ、園田学園高校３年生のときのインターハイで、シングルス・ダブルス・団体の“三冠”を達成。卒業後、プロに転向する。１９９４年全豪オープン、１９９５年全仏オープン、１９９６年全英オープンでベスト４に入るなど、世界のトップで活躍。１９９５年には自己最高の世界ランキング４位を記録するも、翌年、２６歳で現役を引退した。引退後は、子どもたちを対象にした「伊達公子とテニスであそぼカモン！キッズテニス」を開催するなど、精力的に活動（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ただぞぅ]

図書館で見かけ思わず手にとった一冊。二度の引退を経て現在は解説やジュニア育成などで活躍中の著者。26歳の時に一度現役を退き、様々な趣味に没頭し人生経験を経たことで失ったテニスを楽しむ気持ちを取り戻したという。本書は11年のブランクを経て37歳で現役復帰を果たした頃に執筆しており、これまでの経歴や自身の体験を踏まえて挑戦する楽しさを子供達向けに伝えている。かつて世界ランク4位まで上り詰め、勝つことだけに固執した頑な強さとは異なりどんな状況でも対応できる柔軟性に富んだ強さはランキング上では表せない。

2024/08/20

[とのとの‎]

伊達さんはパワフルだけど繊細で優しい人だなと思いました。｢寝る練習｣という言葉は初耳。練習すればどこでも眠れるようになるんですね…！どうしたらそうなれるのかその方法も知りたかったです。

2020/08/25

[絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく]

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2015/07/13

[Satoko Muta]

「競技生活は、日常生活の一部や。ふだんの生活がきっちりできんやつは、試合に勝てるわけがない」という小浦コーチの言葉を、「仕事」に置き換えて読んでみる。「仕事は、日常生活の一部や。ふだんの生活がきっちりできんやつは、仕事ができるわけがない」。では、どうすればいいのか。「朝昼晩、ご飯はちゃんと食べろ。同じ時間に起きて、毎日同じことをしっかりつづけられたら、自然と心も強くなるんや」。友達から、よいタイミングでよい本を勧めてもらったと思う。ありがとう。

2012/05/13

[絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく]

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2014/07/14