内容説明
伝染病から国民をまもった日本の細菌学の父。北里柴三郎は、ドイツ留学中に破傷風という病気を予防する方法を発見しました。そして、日本に帰ってからも、病気から人びとを守るために医学の発展に力をそそいだのです。
目次
第1章 医学への道
第2章 病気から人びとをまもる
第3章 ドイツ留学
第4章 伝染病研究所
第5章 あらたなる道
ためになる学習資料室(もっとよくわかる北里柴三郎;北里柴三郎の生きた時代)
著者等紹介
竹林月[タケバヤシゲツ]
漫画家。新潟県出身。2005年に『まんがライフ』(竹書房)でデビュー
森孝之[モリタカユキ]
学校法人北里研究所北里柴三郎記念室事務長、医学博士。講義・講演・シンポジウム・特別展等により北里大学の学祖北里柴三郎の顕彰に努め、近代日本医学の発展に貢献した北里柴三郎の理念を解説(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
RX78
18
写真のイメージで敬遠してたけど、こんなに情熱的で行動力のある人だったのね。コロナに翻弄されている今だからこそ余計にすばらしく感じる。コロナのワクチンも日本で1番に開発してほしかった。お札にもなるし、多くの人に知ってほしい。2021/02/03
こふみ
18
我が家の10才男子に勧められて。 この夏、このシリーズにはまってます。2020/08/10
ないとう
3
1853〜1931,78歳没 熊本の阿蘇出身なので子供の頃から良く伝記は聞かされてた。 かっけの病原菌の発見は誤っているとの研究結果を出した時のドイツのハーリングの反応と、日本で師匠である緒方の説を否定したことはけしからん。。という東大総理が避難したというエピソード、。間違いが分かっていても言えない文化を作る象徴的な話やなぁ。 「研究者は自分の専門以外の研究も注目すべきである。」ともすれば蛸壺になりがちなところ、また研究者でなくてもいろんな事に興味関心を持ちたい今日この頃。2025/03/22
りりりりり
3
小さな子供たちが読むにはホント充分な内容。巻末の説明ページも字が大きくて読みやすい。大人になるとどのような努力を重ねてきたのか、を知りたくなるもんだけど、子供には努力をする大切さが伝わらないとね。努力しても叶わない事があるってことはだいぶ先に経験として知るべきで、まずは努力をするというスタートラインに立たねばならない。ホント良い本だわ。あと、人徳かあ。人に恵まれている。誠実に人と向き合い誠実に仕事に向き合う姿をみんなが知ってるから、人に恵まれるのかなあ。奥さまもよく支えられて。やっぱり良本をたくさん読まな2020/06/16
ももちゃん
3
研究者の伝記が好き2014/02/02
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