内容説明
原子力発電所について詳しく知ろうとすると、専門用語は難しすぎて頭が止まってしまう。テレビや新聞で被災地のみなさんのニュースを見ると、悲しくなって心が止まってしまう。僕は自分の身体で目で見たことをみんなに伝えたい。熱も色もにおいもない放射線によって、故郷を追われる人びとを描いたフォト・ノンフィクション。
著者等紹介
会田法行[アイダノリユキ]
1972年、横浜市に生まれる。アメリカのミズーリ大学ジャーナリズム学部卒業。朝日新聞社写真部を経て、03年よりフリーのカメラマンとして独立。現在は、「水」をテーマに国内外で長期的なドキュメンタリーに取り組んでいる。早稲田大学大学院、非常勤講師でもある
山口明夏[ヤマグチサヤカ]
福岡県に生まれる。早稲田大学国際教養学部卒業。メキシコ交換留学中に出会ったフォトストーリーに感銘を受け、ドキュメンタリーフォトグラファーを志す。現在、在日ビルマ人難民女性の写真を撮りつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。