内容説明
「火が燃えるのはなぜ?」「風がふくのはなぜ?」少年のエジソンには、疑問がたくさんありました。そんな疑問にひとつずつ自分で答えを見つけていったエジソンは、やがて「世紀の天才発明家」とよばれるようになります。
目次
第1章 少年時代
第2章 新聞売り
第3章 電信技師
第4章 魔術師の歩み
第5章 大発明!!
ためになる学習資料室(もっとよくわかるエジソン;エジソンの生きた時代;参考文献)
著者等紹介
吉田健二[ヨシダケンジ]
漫画家。講談社週刊少年マガジンでデビュー
前島正裕[マエジママサヒロ]
国立科学博物館、理工学研究部科学技術史グループ工学修士。科学技術史、特に電力技術史及び情報通信技術史を研究する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
28
娘さん、まず髪型に一笑い。幼少時の様々なやらかしに、今生きてたら絶対ADSDで支援学級だね、とまた一笑い。彼の情熱に「いつ寝てるんだろうね」というので、そういえばすごく短かったと聞いたことがあるので調べたら、一日約3時間だったそうです…。うへえ。今回借りてきた人物マンガでは一番気に入ったようで、「これもエジソンが!」「えっこれも!」と大興奮でした。2020/12/30
ぷれば
20
コミック版世界の伝記シリーズ1は、世界の発明王エジソン。子供の頃から、探求心旺盛だった彼は、とうとう学校からもサジを投げられ、家で母親から勉強を教わる話は有名なエピソード。本書では子供時代から、発明家時代、84歳で亡くなるまでを丁寧に描いている。それにしても、尽きぬ泉のごとく湧き出る発明ヒントとそれを形にするバイタリティーはすばらしい。太く短く、ではなく、太く長く大きく生きたエジソンに感謝。今の便利な世の中は、こうした積み重ねのおかげですからね。2016/04/20
can
14
ナポレオンからの漫画伝記つながり。全く知らなかったエピソードが多く、とても面白かった!好奇心の塊エジソンは、小学校の授業で「なぜ2足す2は4なのか」とかそんな質問をしまくったので学校を退学になってしまう。母親がエジソンの先生代わりになるが、承認してくれる人がいたことが大きい。グラハム・ベルの発明品であった電話を実用化したり「ハロー」という電話の最初の言葉を作ったのもエジソン。彼の取った特許は1093件にも登る。一生を発明に捧げた生き様からは、諦めず挑戦することがたった1つの奇跡を生む方法だと教えられる。2018/03/05
RingWondeRing
7
小2の娘が図書室で借りたのを一緒に読んだ。この程度の本ならすぐに読めるオトナになった今だからこそ、噛み砕いて描かれているエッセンスがめっちゃ沁みた。エジソンって好奇心強すぎて変すぎて小学校辞めさせられたとかショッキングだ。母親が丁寧に勉強を教えて個性を伸ばしたんだね。うちの娘もかなり変わっててホントに手を焼くんだけど我が家のエジソンとして支えたい。親になって「伝記」への視点が変わり発見が多い。あとフォードはエジソンの会社に勤めてたとか一緒に旅行する仲だったとか全然知らなかったのでビックリしたよ。2021/06/27
Sayaka
7
娘が借りてきた本。私も最近読んだような…。 みんなと一緒のことができない子は問題児、で、学校へ行けなくなったエジソン。質問攻めにする子はきっと天才の卵。現代の義務教育で才能を潰されちゃってる子って結構いるのかも。エジソンの母は偉大。いかに努力を続けられるか、環境を与えられるかも重要。2018/02/25