内容説明
アッチのレストランに、小さなおばけのドッチがおてつだいにやってきて、アッチはおおよろこび!でも、ドッチがやることは、めちゃくちゃ。おまけに、ごほうびがほしいといいだして…。小学低学年向。
著者等紹介
角野栄子[カドノエイコ]
東京生まれ。早稲田大学教育学部英語英文科卒業。ブラジルでの体験をもとにした『ルイジンニョ少年、ブラジルをたずねて』(ポプラ社)でデビュー。その後、童話を書き始め、『わたしのママはしずかさん』(偕成社)、『ズボン船長さんの話』(福音館書店)で路傍の石文学賞、『魔女の宅急便』(福音館書店)で野間児童文芸賞と小学館文学賞を受賞し、JBBYオナーリストにも選ばれる
佐々木洋子[ササキヨウコ]
1952年、青森県に生まれる。女子美術大学卒業。赤ちゃんや幼児向け絵本の分野を中心に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mug
41
突然現れた、小さなおばけのドッチ。 アッチのことを「おにいちゃん」と呼び お手伝いをしてくれる とのこと。 一所懸命なのに、なかなかうまくいかない… もう、可愛すぎる♡ お手伝いの場面で爆笑の息子は、 笑い過ぎて咳き込むほど😂 いなくなってしまったと思ったら 翌日ひょこっと現れるという、 謎の雰囲気にも惹き込まれ… ラストはほっこり♡ と、ちょっと寂しい気持ちもあり。 久々のアッチ、面白かったなぁ🥰2022/12/04
遠い日
6
「小さなおばけ」シリーズ。おばけのコックのアッチをお兄ちゃんと慕う小さなおばけのドッチ。弟の欲しかったアッチはお兄ちゃんと呼ばれてうきうき。お手伝いするというドッチのことばのままにやらせてみれば、あら大変。失敗ばかりでボンにきつくあたられては消えてしまう。それでも毎日お手伝いにやってくる。ドッチには目論見があったのです。働いて、ごほうびにもらおうとしたものですが、結局はアッチへのおねだりとなりました。でも、ママへのお誕生日のお祝いケーキだったことが、ちょっぴりいじらしいですね。2023/07/17
けいこ
3
レストランをしていて大忙しのアッチのところへ「お手伝いする!」と、小さいおばけのドッチがきます。ドッチは失敗ばかりするのだけれど、「おにいちゃん」と呼ばれてどきどきするアッチが可愛い。一緒に3段重ねのケーキを作るのは成功して良かった。低学年向き。角野栄子作小さなおばけシリーズ 2011年初版2020/01/23
あき☆ブラック・ベア
3
最初はなんだかなーって感じに引っ掻き回してくれるドッチ。だんだんだんだん嫌な気分になってくるけど…そんな理由で頑張ってたなら仕方ないって思えてしまう。思えてしまうけどずるいなぁ。わがままだなぁ。振り回されっぱなしのアッチがちょっと可哀想。2020/01/05
みるく
3
どきどきドッチってなんかいもかいてあるのがおもしろかったです。この本はいい本だと思いました。なぜかというと、ママのおたんじょう日ケーキのためにはたらいて3かいだてのケーキをつくったからです。でもドッチはわがままだなと思いました。2018/05/06