ポプラ文庫
いつか晴れるかな―大鹿村騒動記

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 185p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784591124826
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

都会の真ん中で育ち、人と繋がれずに孤独を感じていた青年・雷音は、アルバイト先のゲイバーオーナーの風祭に連れられて長野の大鹿村に辿り着く。そこで出会った村歌舞伎に人生を捧げる破天荒な老人たちとのにぎやかな毎日が、彼の心に少しずつ変化をもたらしていく…。

著者等紹介

延江浩[ノブエヒロシ]
1958年東京生。慶大文学部卒。TOKYO FMチーフプロデューサー。小説「アタシはジュース」で小説現代新人賞。「さすらいのボンボンキャンディ」でリトルモア・ストリートノベル賞。ラジオドラマ「ミイラになるまで」でギャラクシー賞奨励賞。ドキュメンタリー「ザ・ライン~僕たちの境界線」で第1回日本放送文化大賞準グランプリ、放送文化基金ラジオ番組賞。ラジオドキュメクタリー「苑子ちゃんの手紙」でABUアジア太平洋放送連合ドキュメンタリー部門グランプリ、第4回日本放送文化大賞準グランプリ、ギャラクシー賞奨励賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はらぺこ

58
リニア云々てのは別にいらんかった気がします。やっぱ、いるかなぁ。まあ、どっちにしても、力を持ってる人の気持ち次第で決まるってのは気持ち悪い。たぶん今回は地盤とか再調査するんでしょうけど、こういう事は最初から利権とか情じゃなくて総合的に判断してほしい。 村歌舞伎の人気が高そうやったけど、今回だけの賑わいなんかなぁ?  2013/03/26

えいきち☆。

10
映画『大鹿村騒動記』を見て、原作も読んでみたい。というわけで購入。…あれ?おや?僕としては、原作の劇場版の方が観たかったかも。だって今は亡き原田氏がオ○マなんて、絵になるじゃないですか!性同一性障害のとりあげかただって、なんか中途半端だったし…ところで、劇中の雷音くんはそっちなんだろうか?2011/10/21

yamakujira

6
映画「大鹿村騒動記」の原作本らしい。村歌舞伎の観光PRみたいな物語で、それだけじゃ物足りないからリニア新幹線建設問題をからめたものの咀嚼不足、なんとも抑揚のないまま歌舞伎を見て終わり、って感じだな。村歌舞伎に興味が湧かないのを別にしても、校正が雑なのか、文章が上滑りして、読みやすいわりにつまらなくて、最後は流し読みしてしまった。大鹿村、行ったことあるからいい所だと思うけれど、大鹿村って大河原村と鹿塩村が合併する時に作った名前なんだよね。地名をないがしろにして伝統文化を謳われてもなぁ。 (★★☆☆☆)2016/04/03

スプリント

5
ページ数の割に登場人物が多くてにぎやかではありますが淡白にストーリーが進みすぎな感じもします。でもこのくらいの原作の方が映画の脚本はつくりやすそうですね。2016/02/02

たいよう

5
話のつなぎかたがめちゃくちゃで、おもしろい話にできそうなのに残念。あんまり考えないで(構成も見直さないで)ぱっと作っちゃいましたという感じ。これはダメ。2015/04/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3307940
  • ご注意事項