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小心者的幸福論

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784591123959
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

生きづらさを極めた小心者代表・雨宮処凛が体を張って会得した、「ダメ」に開き直り、できるだけ「楽」に、幸せに生きていくノウハウ!誰もが今すぐ実践できる、一生モノの幸福論。

目次

私が一番「ダメ」だった頃
できるだけ好かれないように生きる
比較しても意味のない人としかつきあわない
社会運動・政治運動などに邁進してみる
治外法権な存在として生きる
キャラを変え、むりやり行動的になる
「数撃ちゃ当たる」を実践する
泉ピン子(ドラマ内の)に焦点を合わせて生きる
「死ぬほどいい人」に学び、自らも優しくなる
友達より同志を作る
猫に学ぶ
のら猫に学ぶ
ゆるく生きてる人に学ぶ
「遊ぶために生まれてきた」と思い込む
自分の人生でもっとも悲惨な時期と比べ、今はマシだと自分を慰める
自分より小心者としかつきあわない
マヌケな親戚軍団に学ぶ
ハッピーサーティー
「どうでもいい」を味方にする
自分をむりやり正当化する

著者等紹介

雨宮処凛[アマミヤカリン]
1975年北海道生まれ。作家。10代を「いじめられ」やヴィジュアル系バンド追っかけ、リストカットなどに使い果たしてきた経緯から、主に「生きづらさ」をテーマに執筆活動を続ける。現在は格差・貧困問題などにも積極的に取り組む。一時期は右翼団体に入会したり、イラク、北朝鮮への訪問を重ねるなどその経歴は過激だが、実はコンビニでおつりを間違えられても指摘できない小心者。フリーター全般労働組合組合員、反貧困ネットワーク副代表、「こわれ者の祭典」名誉会長、厚生労働省ナショナルミニマム研究会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みゃーこ

19
相変わらずこの人の書いたものは外れがない。おおっ!という暴論、極論の導き方はこの人独特のセンスがきらりと光る。「生きづらさ」にとことん逃げずに不器用でも血みどろになって向き合い続けた末の理論は今まで感じないようにしてきた「何か」鬱屈の塊をわかりやすくて、まぬけっぽい「言葉」に変えて気付かせてくれる。生きづらさをここまで掘り下げて真面目に向き合って執拗に問い続ける人も珍しいんじゃないかなと思う。だから深くえぐられる。そして、社会に過剰適応し過ぎている時、彼女の言葉に勇気をもらえる。2012/07/29

しき

13
夢中になって読んでしまった。雨宮さんは、生きづらさと戦い、試行錯誤する中で、本当に大切にするべきものをしっかり確立した人なのだなぁと感じる。そんな雨宮さんの文章だから、いちいちうなずける。一番印象に残ったのは、「むりやり行動的になる」。もともと行動力がある人はほとんどいない。納得。私も脳みそ通さない習慣をつけてみようかな。2014/03/20

ゆきちゃむ

9
【図書館】いろいろ極端だなぁというのが第一の感想。内容としては読みやすいものだったと思うけど、読了までに少し時間がかかりました。20141110-1562014/11/10

9
図書館から借りて一気読みしました。すごく面白かったです。「人に好かれようとばかりしていると自分と仲が悪くなる」にハッとしました。気を遣い過ぎるのも良くないのですね。なんとなく、日々を気楽におくっていけそうな気分になりました。手元に置きたいです。2013/07/11

スノーシェルター

9
この人凄い!が一番の感想。言葉や思想は暴力的だけれど小心者。生き辛く自殺願望もあるけれど、少しでも生きやすさをみつけて、ユルくとも生きている。みんな殺してやる!=自分なんて死んじゃえ!というのはわかる気がする。幸せになりたいと強く願うと幸せは逃げていく。幸せになるためじゃなく、学ぶために生きる。もいっかい読もう。2013/05/19

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