内容説明
オバケ科の専門医、鬼灯先生によびだされ、座敷わらしの案内で、七化山へいった恭平…。そこで待ちうけていたものは、オバケたちが次つぎに石になってしまう、なぞの病気だった!「もしかして、ぼくも、石になるの!?」。
著者等紹介
富安陽子[トミヤスヨウコ]
1959年、東京に生まれる。和光大学人文学部卒業。『クヌギ林のザワザワ荘』(あかね書房)で日本児童文学者協会新人賞と小学館文学賞、「小さな山神スズナ姫」シリーズで新美南吉文学賞、『空へつづく神話』(以上偕成社)で産経児童出版文化賞を受賞。『やまんば山のモッコたち』(福音館書店)はIBBYオナーリストに選ばれる
小松良佳[コマツヨシカ]
1977年、埼玉県に生まれる。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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☆よいこ
40
児童書、ホオズキ医院⑥化けるのが得意なオバケが住む「七化山(ななばけやま)」で起こった石化騒ぎ。その原因をさぐるべく、鬼灯先生とキョーヘーはガマ夫人、ナマズ和尚、ヘビ御前を訪ねてまわる。▽病気の治療のために走り回るという、今回は先生らしいストーリー。▽キョーヘーがラッキー続きなのって、明らかに座敷わらしのおかげだよね。2019/08/01
hautan
8
図書館本。狐親子の愛情がひしひしと感じられて ジーンとなりました。悪さをする動物は嫌だけど こういう内容なら納得です。鬼灯先生がリョウヘーに 思わず言い直す所が笑えた、自分だけちゃっかり予防薬を 飲んでいたのはやはりずるいですよね(*^^*) 今回もとても面白かった2022/08/04
anne@灯れ松明の火
5
「おや、続きが出ていたんだ」と読み始めたら、記憶にないキャラや話が出てきた。調べてみたら、1冊飛ばしてる~(T_T) 富安先生、着実に書いてらっしゃるんですね~。さて、今回は、オバケたちが石になってしまう難病に襲われる。その原因は「メラタデ・デルマ」というオバケかびの胞子。さかさまから読むと・・・(爆) 2011/05/30
れな@がんばれレバンガ
4
ホオズキ医院6作目。「メラタデ・デルマ」の挿絵がかわいい。オチは読めた。お化けの通り道が増えたら困るよね~。今回も脅しに屈して渋々手伝うハメになるきょーへーの受難は続く。でも楽しそうだよね。☆3.32016/04/06
みらい
3
【横浜市立図書館】[再読] 毎回こき使われるキョーヘー。石化してしまう病気も無事に解決できてよかった。2023/05/06