みんなのふこう

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  • サイズ B6判/ページ数 244p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784591121245
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

田舎町のラジオ局・葉崎FMで、毎週土曜夜に放送される読者参加型番組「みんなの不幸」は、リスナーの赤裸々な不幸自慢が評判の人気コーナー。そこに届いた一通の投書。「聞いてください。わたしの友だち、こんなにも不幸なんです…」。海辺の町・葉崎を舞台に、疫病神がついていると噂されながら、いつでも前向きな17歳のココロちゃんと、彼女を見守る同い年の女子高生ペンペン草ちゃんがくりひろげる、楽しくて、ほろ苦い、泣き笑い必至な青春物語。

著者等紹介

若竹七海[ワカタケナナミ]
1963年東京都生まれ。立教大学文学部史学科卒業。1991年『ぼくのミステリな日常』でデビュー。日常から切り取ったように事件が起こるコージー・ミステリの旗手。長編・短編を問わず、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

129
葉崎市その6。プラスマイナスゼロのテンコのパワーアップ版?・ココロちゃんの物語。まわりがふこうって感じ。2015/12/08

さっこ

62
葉崎シリーズ第6弾。今回も面白かった~。葉崎FMで人気企画「みんなの不幸」はリスナーの赤裸々な不幸自慢で大評判。そこへ女子高校生から「知り合いのココロちゃん」の不幸ネタが寄せられる。これがまた世間一般の思っている不幸のさらに斜め上を行く不幸。それが毎回毎回事件につながってFMスタッフも大慌て。ココロちゃんは不幸ではなくて、もしかして一番運の強い女の子ではないのか?? 軽くサクッと一気読みでした。2021/05/20

さっちゃん

47
葉崎市シリーズ6作目。葉崎FM「町井瞳子のライトハウス・キーパー」の人気コーナー「みんなの不幸」。リスナーの不幸自慢が人気のこのコーナーに寄せられた、ココロちゃんの不幸エピソードを綴ったメール、ニュース、日誌が軸となり物語は進む。思わず「何これ、ひっどーい!」と言いたくなる不幸話の(不死身話の?)オンパレード。民生委員や行政は何とかできないのかとやきもきしてしまう。角田港大先生や二村警部補、駒持警部補も登場してシリーズファンはニヤリ。とびきり不幸だけど、とびきり面白い一冊。2021/10/03

nyanco

42
ラジオのDJ・瞳子さんやスタッフ、リスナーだけでなく読者も不思議なココロちゃんに心奪われていきます。瞳子さんがニュースを読むと…、え!コレはもしかしたら…というお決まりの展開もとても楽しい。ラジオを飛び出して病院のボランティア日誌のやり取りの中、警察の事情聴取、地元作家のエッセイ…でと様々に形を変えて伝えるという変化球の構成がお見事!登場シーンは流星群…だったので、てっきりココロちゃんは異星人…という星新一バナシ…かと思ったのですが、ただただココロちゃんはココロちゃんだったようですw 続→2010/12/06

BlueBerry

33
笑いの壺が作者とはちょっとずれているみたい・・・。2013/12/15

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