内容説明
ふたごもとうとう五年生。新入生のアンマリーに、級長のヒラリーはひとりずつ紹介します。ものまねがじょうずなドリス、ロマのようなカーロッタ、貴族の出といわれているアンジェラ、クラス一の秀才パメラ、音楽の天才フェリシティ…。みんなにさまざまな思い出があり、すばらしい級友にめぐまれたことをふたごは感謝します。小学校上級~。
著者等紹介
ブライトン,エニド[ブライトン,エニド]
1897年、イギリスのロンドンに生まれる。教育学と自然史を専攻し、教職につく。その後、児童向けの作品を600冊以上も発表する。作品には、北方伝説をもとにしたファンタジーシリーズや、動物の活躍するサーカス物語、学園物など、子どもたちに喜ばれるシリーズがたくさんある。1968年、死去
佐伯紀美子[サエキキミコ]
1967年、東京女子大学英文学科を卒業。その後、英文学の勉強を続ける一方、少年少女向け作品の紹介、翻訳に意欲をもやす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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まる
3
シリーズ最終巻。ふたごたちは5年生になりました。最終学年が目前ということで、勉強やらなんやらで大忙し。これで最終巻なのがとても寂しですが、最後まで本当に面白い。新入生アンマリーや落第してきたアルマ、進級してきたフェリシティなど新しい仲間たちも。毎回色んな問題児がいますが、その度にヒラリーの安定感に舌を巻きます。賢く、リーダーシップがあり、けれどもユーモアを解する、少女たちのひとつの柱です。ジャネットやボビィ、クロディーヌやカーロッタなど面白い子がわんさかいる中で、私が一番好きな人物です。2015/03/11
菱
1
ミラベルとアンマリーの話はいつの時代でもどこの国でも同じなのね…という黒歴史を垣間見る心の痛さを感じてやるせない…つう!!最後の方で、あのアリスンが立派になってとても嬉しい。アリスンよ永遠に…!!2014/08/22
41ママv
1
クレア学院に来たばかりの頃と比べて、ふたごの成長が素晴らしく、頼もしい!お話の中にもありますが、自分のおかれた環境に満足し感謝する事、さらに努力して行く事の大切さ。忘れないでいたいです。2013/03/01