内容説明
幼い心を締め付ける出来事…。思わず口に出した言葉が予想外の展開に…。（「お兄ちゃんが欲しい」）を含む全９篇の怪談。
著者等紹介
木原浩勝［キハラヒロカツ］
大阪芸術大学卒業後、スタジオジブリに入社。『天空の城ラピュタ』、『となりのトトロ』、『魔女の宅急便』の制作に携わった後、『新・耳・袋～あなたの隣の怖い話』（扶桑社刊）でデビュー。その後、新たに全１０巻のシリーズとして『新耳袋』を復刊。Ｊホラーブームのきっかけを作る。書籍、テレビ、ドラマ、映画、コミック、ゲーム、舞台、携帯サイト等で執筆、企画、プロデュースを展開
中川翔子［ナカガワショウコ］
歌手・マルチタレント。１９８５年５月５日生まれ。東京都出身。０１年にポポロガールオーディショングランプリを受賞、ミス少年マガジン２００２に選ばれる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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うしこ＠灯れ松明の火（文庫フリークさんに賛同）
42
「お兄ちゃんが欲しい、カレンダー、影、旧校舎、古いテープ、新築、祖父似、捜し物、後ろ姿」“新耳袋”の木原浩勝氏の怪談に“しょこたん”こと中川翔子さんが挿絵をつけた短編集全９話。奥さんが出産で入院したので代わりに夕ご飯の支度をしていると、７時近くになっても息子が帰ってこない「捜し物」はこの中で一番好きな話です。郊外に一戸建ての家を購入した一年後、テーブルの下に何度拭いても水溜りができる「新築」は実際にありえそうな話だなと思いました。２階から激しい足音がした「お兄ちゃん」は一番後味の悪い話でした。★★★2012/09/08
ひなにゃんこ
7
★3.5 文章は木原浩勝、挿絵はしょこたん。一般書の棚にあったけど、文字が大きいので、小学校高学年〜中学生向き？ 内容は、あっさりめから、ストーリーのあるものまで、怪談９編。冒頭の『お兄ちゃんが欲しい』は、動物好きには後味の悪い話。どうせなら逆の展開の方が、怪談としても怖いのに。のっけから嫌な気分になったので、気分が乗らないまま読んだけど、後半『新築』『祖父似』はなかなか面白かった。『捜し物』も好き。 挿絵は微妙。老若男女関係なく、みんな少女顔…(^-^;) もっとがっつりホラーに描いたらいいのに。2011/11/28
のりすけ
4
老眼には優しい、大きな文字。全く怖くないのでお子様向きなのかのぅ。しょこたん、ジジババの絵が苦手と見た！2015/04/04
もーちゃん
4
祖父似・新築、がわたし好みのZOTTOでした。2012/11/28
鬼灯の金魚草
3
開いた時間に読めてしまう。 余り怖くない。2015/01/06
