小さなお人形の物語

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  • サイズ B5判/ページ数 54p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784591120712
  • NDC分類 E
  • Cコード C8797

内容説明

あるところに、小さなお人形がいました。なまえは、エディス。かのじょは、すてきなおうちにすみ、なんでももっていましたが、一つだけ、ほしいものがありました。それは、いっしょにあそぶともだち。そんなひとりぼっちのエディスのまえにあらわれたのは2ひきのくまでした。50年前にアメリカで生まれた、心あたたまる珠玉の写真絵本。

著者等紹介

ライト,デア[ライト,デア][Wright,Dare]
1914~2001。カナダ生まれ。アメリカ合衆国育ち。ニューヨークでファッションモデル兼写真家として活躍したのち、1957年に『小さなお人形の物語』(原題:THE LONELY DOLL)を発表

礒みゆき[イソミユキ]
造形作家、舞踏家を経て、絵本・童話・紙芝居作家として活躍中。紙芝居「ねんねねんね」で高橋五山賞審査員特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kawai Hideki

72
ちょっとムスッとした女の子のお人形エディスと、テディベアの父子のぬいぐるみの交流の物語。何でも持っているのに友達がいないエディスの所に、クマの父子がやってきた。一緒に遊んだり、勉強したり、散歩したりと楽しく過ごす三人。時に子供らしくいたずらしたり、ハメを外したりするエディスと子グマ。そして彼らを父親のように叱るクマおじさん。ある日、エディスと子グマは衣装部屋を見つけ、二人でオシャレにふけるのだが、口紅で「クマおじさんは古くさい石頭!」という落書きをしてしまい・・・エディスのひりつくような孤独感に心が痛む。2016/12/07

カラスノエンドウ

7
お人形とぬいぐるみがホントは生きていて、誰も見ていない間にこうやって活動してるのでは…そんなファンタジーを信じたくなる白黒のクラシカルな写真絵本。おしゃれで可愛い世界だわぁ♡2020/08/02

Yoko Kakutani 角谷洋子/K

2
人形とぬいぐるみを生きているかのように躍動的に撮るデア・ライトのセンスに脱帽。2020/08/09

nejipan

2
いつか娘ができたら読んであげたい、素直に愛らしい絵本。でもお人形がちょっぴり色っぽくて、自分でもひそかに愛でていたい美しい写真です。このカバーがピンクのギンガムチェックで、中がモノクロ写真というのもすっごく好き。そしてデア・ライトが超美人!!2012/10/30

春咲 春菜

1
リアルなドールで、ここまで完成度の高い絵本を作れるなんてすごい。 アイもグラスではないのに、光が入っているというか生きているというか… 立たせたりバランスをとらせたり、とっても苦労されたと思う。 ドール好きにはたまらない本。2018/07/21

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