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子どものためのコルチャック先生

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  • サイズ B5判/ページ数 30p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784591119839
  • NDC分類 K289
  • Cコード C8793

内容説明

教育者として、また、子どもの物語作家として知られる、ヤヌシュ・コルチャック先生。コルチャック先生のまわりには、いつもたくさんの子どもたちの笑顔がありました。コルチャック先生とは、いったいどんな人だったのでしょう。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とよぽん

27
コルチャック先生もナチスの犠牲になったユダヤ人。幼少期から優しい思いやりのある人だった。ユダヤ人の孤児院、さらにポーランド人の孤児院の子どもたちを大切に育て、「子どもの権利の尊重」を明文化して実践した。子どもは大人の所有物ではなく、一人の人間として尊重されるべき存在であると。孤児院の子どもたちと共に収容所に着いたとき「あなただけは助命する」と言われたのを断り、先生は子供たちの列に並んでガス室に進んで行った。その行動こそが、コルチャック先生の偉大さを物語る。2019/11/25

けんちゃん

22
受難節の教会学校の説教の参考書として。コルチャック先生については、知っているつもりで実は、何も読んだり見たりしたことがなかった、ということに気がつきました。子どもの幸せのために、その一生を献げたコルチャック先生のアウトラインを知ることができましたが、次は彼自身の著書を読まなくては…巻末の訳者のエピソードにもグッときました。2014/04/22

みーなんきー

21
現実のコルチャック先生の写真とともに、先生が子供たちに施してきた愛情や、優しさ、自治の精神で学校を経営することの大切さ、などがわかる手紙や言葉が盛り込まれている。当時子供は大人の所有物としての扱いを受け、不幸な時代を受け入れていた。その理不尽さを、新しい学校を作ることで解消しようと試みたが、ユダヤ人である事から、邪魔され、最終的にはゲットーへ送られてしまう。しかし、先生の精神は現在にも行き続けている。2019/02/16

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

8
『授業で役立つブックトーク』 https://bookmeter.com/books/5540025 より備忘録。【その他 テーマ 見てごらん(人権強化月間の導入)】みんなおなじ でも みんなちがう→いのちのなぞ 上の巻・下の巻→でも、わたし生きていくわ→生きようよ 死んじゃいけない人だから→子どものためのコルチャック先生→てをみてごらん2020/08/07

遠い日

8
先般『ブルムカの日記』を読んで、今またこの本に出会う。 コルチャック先生の生涯をたどる本だ。彼の人となり、子どもたちと接するその姿勢が、よくわかる。子どもたち自身に運営させた孤児院での決まり事。やっぱり「子どもの議会」はすごい。信なくしては任せられない。そして、残念なのは時代がコルチャック先生の信条を許さず、呑み込んでいったこと。気高い生き方を、汚い波が浚っていったような印象だ。ユダヤ、ゲットー、ガス室・・・恐ろしい歴史が封印した彼の人生。 2013/01/18

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