内容説明
「私の写真人生は、ヨーコとの出会いから始まった。」―絶筆を含む陽子夫人最後のエッセイ、新盆までの夫の日記、妻を想いながらひとり写した空、東京の写真を収録。写真の天才アラーキー、二人三脚の人生の、切なくも幸福な終結。強く、切ない光に満ちた名作、待望の文庫化。
目次
東京日和(文・荒木陽子;写真・荒木経惟)
新盆まで
廃墟で
ひとりで東京日和を歩く
著者等紹介
荒木陽子[アラキヨウコ]
1947年東京・千住生まれ。電通入社2年目、当時電通カメラマンだった荒木経惟に出会う。1971年7月7日、結婚。1990年1月27日、子宮肉腫のため死去。享年42歳
荒木経惟[アラキノブヨシ]
1940年東京・三ノ輪生まれ。千葉大学工学部卒業後、電通在職中の64年、「さっちん」で第1回太陽賞を受賞。妻との新婚旅行を写した『センチメンタルな旅』で写真家デビュー。以降、国内のみならず海外各国からも高い評価を受けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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