内容説明
幸福な色彩とみずみずしい文章が織りなす２０歳のパリの風景。いつまでも初々しい一人旅の記憶―。
目次
パリ―ＡＮＮＡの街へ
奇跡のメダイユ
パサージュ、時間旅行
パリのカフェ ２ユーロの幸せ
マカロンと金平糖
石畳をてくてく
ショーウィンドウに映るパリ
蚤の市のお気に入り
パリの人々
木馬たちのパリ
見上げる幸せ
緑の椅子
てのひらの上の幸せ
著者等紹介
藤田美菜子［フジタミナコ］
１９８４年、東京生まれ。慶應義塾大学文学部美学美術史学科卒業。イラストレーション青山塾７．８．９期修了生。２００７年よりフリーで活動中。やさしくあたたかな雰囲気をもつ絵が注目をあつめている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユカ
43
図書館で、かわいらしいイラストと装丁に惹かれて。著者はお若いイラストレーターさんで、彼女がパリを旅行したときのエッセイです。イラストが繊細で色がとてもきれい。そんなに特徴的なことが書かれているわけではないけれど、同じように一人旅をしたときの思い出がよみがえって、ウキウキしました。また行きたくなりました。マカロンと金平糖、なるほどね。2015/05/17
野のこ
19
著者と1歳違いで同じ２０歳にパリ旅行に行ってるのでちょっと親近感でした。純粋にパリにわくわくする様子が伝わってきて微笑ましかったです。柔らかいパステルな色合いが癒されました。ウエディングドレスと雨上がりの午後の陽の光の世界の絵にうっとり、幸せな気持ちに。2017/04/21
Sumire
1
再読。2019/08/23
