内容説明
ほんをひらいて、まるをおして、こすって、くりっくしてごらん…。えほんのまるがうごきだす。これは、よむほんではありません。まるでいきているようなまるをつかってあそぶまるっきりあたらしいあそびのほんです。あかちゃんからおとなまで、すべてのひとの感じる心へ。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
267
エルヴェ・テュレ・作、谷川俊太郎・訳。テュレは、フランスのイラストレーター、絵本作家。まったく新しいタイプの絵本。登場するのは○○だけ。黄色と、赤と青があるけれど。最初は黄色が一つだけ。ここからどんどん変化して行くよ。実際にやってみることはできるけれど、でもこんなふうにはならない。なぜなら、これは魔法の本だから。ちょっと見には、そんなふうには見えないのだけれど。2025/05/18
Kawai Hideki
119
嫁借り本。スマホ/タブレット端末のアプリのペーパープロトタイプ的絵本。「まるをクリックして」というので、クリックしてページをめくると、まるが3つに増えていたり、「絵本を右に傾けて」という指示にしたがい、右に傾けてページをめくると、まるが右に集まっていたり。他にも、こすって、ゆらして、手を叩け、息を吹きかけろと、注文の多いアプリである。だが、紙の絵本で再現されるインタラクションは面白い。うまいなあと思う。それにしても絵本で「クリック」という言葉を見ようとは。2014/07/12
Kawai Hideki
88
娘リクエストにて再読。そして、今週、一番のヒットだった。前回は、私が仕掛けに感心しただけだったが、今回は、娘が仕掛けを気に入って、何度も何度も読ませられた。図書館で10回、家に帰ってからは数えきれず。私にとっては、恐ろしい無限ループ絵本になってしまった。2015/10/04
けんとまん1007
69
「いろいろいろのほん」に続いて読んだ・見た。面白い、面白い、面白い!リズム、躍動、変化、展開、見ている人の動きまで伝わってくるようだ。見るたびに新しい発見もある。そのときの自分の状況によっても変わる。「まるまる」ではなくて「まるまるまる」というのがいい。次は、どんなのが・・・という夢が広がる。2015/02/06
mug
54
○を押したり、本を傾けたりと参加型の絵本。対象年齢は2歳くらいだと思うのだが…6歳でもかなりの食い付き(笑)2020/12/19
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