内容説明
バラのさきほこる季節。ジャレットのもとに、バラの谷の魔女、シシィがやってきました。トパーズが十年前にたのんだバラのオイルをとどけにきたというのですが…。
著者等紹介
あんびるやすこ[アンビルヤスコ]
群馬県生まれ。東海大学文学部日本文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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小夜風
19
【図書館】トパーズが隠すように物置に仕舞われていたパープルローズ・オットーには、奇跡を起こす力があり……。魔法の力は素敵ですが、あんびるさんのお話はいつも、自分で努力する大切さと素晴らしさを教えてくれます。ハーブやアロマと言ったらバラですよね♪ローズオットーやローズウォーターの使い方も真似したくなりました。シシィが住んでいるバラの谷に行ってみたいなぁ♪2015/08/23
退院した雨巫女。
9
《私-図書館》いよいよ薔薇の登場。シシィという仲間がまた、増えてよかった。成長して素晴らしい魔法のオイルやハーブが、できるといいなあ。2019/03/19
ちぃ
4
妹のを拝借。2016/03/27
しろのあ
4
「きのうのあなたより、きょうのあなた」今回も素敵なおはなしです!シシィのような同業者のお友達もできて、ジャレットもはげみになりますよね~ジャレットもスーもちゃんと自分自身で気が付いて、乗り越えてエライなって思います。2013/03/17
コウキ
3
始めて本当の魔法が登場かな? 今回、ローズオットーという、ばらの花から作られる精油が出てきます。お話の中では魔法の精油として登場。 ローズオットーは3000kgのばらの花から1kgしか採れないそう。しかも、ばらの花も朝の特定の時間に摘むそうです。 現実世界では目玉が飛び出るほどのお値段、一度は香りを楽しんでみたいものです。 今回、スーはワガママとも思える行動をとってしまいますが、最後にはスー自身が自分の間違いに気づきます。 「きのうのあなたより、きょうのあなた」。染みるフレーズでした。2019/01/26