内容説明
「鉄腕アトム」「ジャングル大帝」など、手塚治虫がうみだしたマンガは、七百あまり。手塚治虫の作品には、いのちをたいせつにおもう気持ちと、未来への夢がたくさんつまっています。小学校中級~。
目次
ポイトコナの話をします
ガジャボイ頭が泣きました
マンガの本がいっぱい
おしいれのプラネタリウム
ペンネームは治虫
昆虫の魅力にとりつかれる
トイレの連載マンガ
マンガ家への道
白いライオンの物語
トキワ荘のマンガ家たち
マンガの神さま
著者等紹介
国松俊英[クニマツトシヒデ]
1940年、滋賀県に生まれる。幼年童話や創作、ノンフィクションなどに幅広く活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なると
16
先日「ブッダ」を読んでいた為、私が喜ぶだろうと娘が借りてきた。お気持ちありがとう。漫画と映画好きな父の裕福な家庭で育った手塚氏。父は高価な映写機を購入し、家族でディズニー映画を見たとか。環境も整っているし、医学生で医師の国家資格も得ていて、頭も良かった。やはり向上心が高い。軍需工場で働かされ、空襲も経験している。だから氏の漫画の根底には争いの空しさが描かれているのか。初めて漫画で映画の様なクローズアップ、ロングショットを用いた人。昆虫好きで本名は治でペンネームは"おさむし"という虫からきている。2016/03/05
K
0
手塚さんは戦争の武器を作りながらマンガをかいたのがすごい。2016/04/23
孔明
0
手塚治虫の生涯を簡潔に分かりやすい文で書かれて読みやすいです。裏面のものしりガイドも良い感じです。興味の有る事に集中し続ける力、飽くなき向上心さすがでした。心宝島の完成秘話や嫉妬深い1面を知れました。医学の道を目刺しながら漫画連載って!ダ・ヴィンチみたいです。短文なのでしかたがないですが、良い事例のみの伝記なのが残念です。失敗談や苦労はもっと有ったのだろう、アニメーションなど。無いからこそ読みやすかったのは確かですが。2014/05/09
Saya Kikuchi
0
手塚治虫さんのことは今まであまり知らなかったけど、この本を読んで、手塚さんがどんな人かがわかった。2020/09/09