ポプラ文庫
四季・亜紀子 (改訂新版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 469p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784591116722
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

大学の民主化運動にかかわって医学部を中退した亜紀子は、環境保護運動に携わっていたが、より大きな変革を求め、政治の世界へ飛び込んでいく―。自らの理想を追い求めて闘いつづける三女・亜紀子の姿を描いた、四季シリーズの第四部。長編連作の最終章、初めての文庫化。

著者等紹介

五木寛之[イツキヒロユキ]
1932年、福岡県生まれ。66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門・筑豊編』ほかで吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

さと

81
四本の河の流れは様々で、互いに寄り添い、時に離れ太い流れとなって大河へと注いでいく そんな長い時の流れと人生の営みを見せてもらった気がする。生きた証を残すこと、自分らしい生き方はおそらく私たちすべてがちゃんと知っていることなのだろう。求められることに応えていくうちに 自分の本当の生き方に出合えていった彼女たちが本当にまぶしい。 2020/08/29

あかは

9
4冊かけて四人姉妹のそれぞれを書いた本の最後の本。それぞれが自分の生き方を貫いていく姿は自立した女性を描いていると思う。それぞれがそれぞれの道を歩くのを尊重しながら、連絡を取り合いながら助け合う姿はいいな、と素直に思えた。2013/06/14

まんだよつお

8
17年間書き継がれた大河ロマン。波留子・奈津子・亜紀子・布由子。四姉妹の名前を冠した四部作は、各巻ごとに完結しながら互いに影響し合い全体として一つの物語を紡いでいく。四人の人生は、源を同じとする四本の川に流れのように、ときに交わり、ときに離れ、ときに急流となって岩を食み、ときにおだやかな流れとなって大地を潤し、たゆたいよどみながら海へと注ぎ込んでいく。その海の名前は、ボスホラテスの海。――今、わたしたちは生きている、そしてこれからも生きていこう……。ぼくもいつの日か、ボスホラテスの紺碧の海を見てみたい。 2020/06/10

わんこ

6
四季読了大好きなシリーズ何度読んでも五木寛之の色あせない感じと登場人物たちの心の燃えてる感じが大好き。四季シリーズの誰もが歳をとってもきらきらと燃えてる。またこの本のあとがきがすごくすごく良かった。時代が変わっても人間の感情は変わらない。日常が変わっても時代を超えて伝わるものがあるのではないか。もし奈津子のような女性が場ちがいに感じられるとしたら、むしろ時代のほうが病んでいるのではないか。時とともに忘れられている言葉や名前がこの物語には沢山つめこまれている。こんな五木さん感覚が大好き。2015/12/18

エドワード

6
「四季・奈津子」を読んだ時、私は高校生だった。大人の世界を垣間見て、憧れた。大学入学と同時に親元を離れ東京一人暮らしを始め、恋人ができ、レストランで食事をしたり、旅をしたり、自分が大人の中へ入っていくのを実感した。そういう原点となったのが五木寛之の小説だった。あれから30年近く経ち、本屋で「四季・亜紀子」を見つけた時は仰天したものだ。一気に読んだ。著者のあとがきにもあるように、この30年の時代の変化は誰もが予想しなかったものだろう。この大河小説が私の青春とともにあったことをこの上なく幸福に思う。2011/02/06

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