内容説明
不機嫌なのには理由があった。その理由が分かれば、コミュニケーションが円滑に進みます。カリスマ接客アドバイザーが教える、女子社員の能力を引き出すコツとアイデア。
目次
第1章 女子は「ほめ言葉」で伸びていく(「ほめる」原点は、ポジティブな思い;両親から学んだ「ほめる才能」 ほか)
第2章 不満を表に出すタイプ(すべてが気に障る「カリカリ女子」;部下の業績を認めない「お局女子」 ほか)
第3章 不満をため込むタイプ(笑顔のベールをかぶった「ニコニコ女子」;明るいのに、口を開けば「辞めたい女子」 ほか)
第4章 女子力の活かし方(女子は多角的にものを見る;女子は現場で考える ほか)
著者等紹介
北山節子[キタヤマセツコ]
1968年、東京生まれ。浦和短期大学卒業後、オンワード樫山に入社。「笑顔」「あいさつ」「チームワーク」の徹底で、CKカルバンクライン新宿伊勢丹店を売り上げ日本一に導いた。退社後は「接客」や「コミュニケーション」のアドバイザーとして執筆・講演・OJTを行っている。’07~’08にテレビ東京「メデューサの瞳 人を見抜く天才たち」にレギュラー出演し、無敗の9連続的中を達成した。『日経MJ』でコラム連載中。コイケ・ケイコの名前でイラストレーターとしても活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
香菜子(かなこ・Kanako)
28
不機嫌な女子社員とのつき合い方。北山節子先生の著書。私の経験上、不機嫌な女子は異性よりも同性に厳しい。だから、不機嫌な女子とどうつき合うかは同じ女子にとってこそ重要な課題。対同性での人間関係に悩んでいる人、疲れている人に読んでほしい一冊です。2018/10/09
sas
11
女性は、単独行動よりも集団行動、自己主張よりも周囲との調和を重んじる。また、ちょっとした変化にも敏感に反応するので、そんなことでと思うことに傷つき不機嫌になる。それに対しては「傾聴」することで、心が開き、職場の改善のヒントにも繋がる。女子の能力を伸ばすには、褒めることが大事だが、一対一や間接的が有効。不満などの感情を表に出すタイプには、正面から向き合うこと。不満を溜め込むタイプは、じっくり話し合って心のバリアをゆっくりと外すこと。風通しのよくコミュニケーションが良い職場が女子力を生かすことができる。2017/06/30
kasumi
9
むしろ自分が「不機嫌な女子社員」なので、自分への戒めのために読んでみた。なんかすごく救われました。何事も前向きに捉えた人が勝ちだと思えば、明るくやっていける気がする。「職場で敬遠されている人がいるとすれば、それはその人だけのせいじゃない。周りの働きかけで改善できることなんだ」というようなことが書いてあって、そんな考え方はしたことがなかったので目からウロコだった。肩の力を抜いて頑張ってみようと思う。2013/10/28
テキィ
7
やっぱ、捨て身のギャグが必要なのかも。できないなぁ~w2011/03/09
ノリピー大尉
5
人間関係を要領よくこなすための小技集かと思っていたら、著者の人間への洞察が深いので驚いた。相手に関心と敬意を持って接するのは、コミュニケーションの「極意」ではなく、「基本」に過ぎないこと。ただ、その基本を忘れてしまっている人や職場が多いんじゃないかな。2013/11/13
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- 和書
- 荒木経惟、写真に生きる。