内容説明
長い歴史の積み重ねによって、現在の日本という国ができあがりました。日本、あるいは国について、簡単に説明できるわけではありません。国とはなんなのか。わたしたちが住んでいる日本とはどういう国なのか。そして、わたしたち日本人はどのような人間なのか。それは、あなた自身がだれであるかの問いでもあります。
目次
第1章 国とクニの話(国という漢字の意味;城壁で囲まれた国;開けっぴろげの日本;なぜ国をクニと読むのか;地形から生まれた大和の地名;日本語はつねに変化している;ミカンと天女伝説;米づくりと機織り;水田が人口を増やした;「天つ神」と「国つ神」を祀るクニ;日本という国号;聖徳太子がこだわった日本;野蛮な異民族たち;日本を意識しはじめた人たち;ナショナリズムと愛国心のちがい)
第2章 国家の話(城壁から出たヨーロッパの国ぐに;まっすぐな国境線;曲線の国境線;国境線のないような国もある;石油が生み出した国境線;ヨーロッパからもっとも遠い日本;国旗となった日の丸;国から国家へ;長州藩と薩摩藩も国だった;藩は国家の卵;文化でできた国家;法律でできた国家;文化が育たないシンガポール;自分がだれなのかわからない;自由と平等では国民の絆はつくれない)
第3章 国民の話(「一身独立して、一国独立す」(福沢諭吉)
国民は王様より大事
国民が主人公でなければ国家じゃない
中国という国家
独立国家であるためには
近代国家を王朝
下ぁら上に反抗した社会)
第4章 国ぐにの現在と未来(外国を侵略する国民国家;自由と平等の国に侵略されたベトナム;侵略されないために国民国家をつくる;国民国家がかかえる問題;全世界の陣取りゲーム;七つの海を支配したイギリス;力には魂で抵抗する;富のゲームのはじまり;国民国家の道を歩みはじめた中国;国内に反対意見がある国家のほうが強い;国家を超えようとするヨーロッパ;情報、お金、商品、そして人が動きだす;低くなった城壁は国をなくすか;自分たちの文化を取りもどそうとする時代)
著者等紹介
松本健一[マツモトケンイチ]
1946年群馬県生まれ。作家、評論家。東京大学経済学部卒。現在、麗澤大学比較文明文化研究センター所長。評論、評伝、小説など多方面で活躍する。1995年には『近代アジア精神史の試み』でアジア太平洋賞、1998年には『日本の近代第1巻開国・維新』で吉田茂賞を受賞。『評伝北一輝』(全5巻・岩波書店)で、2005年度の司馬遼太郎賞と毎日出版文化賞を同時受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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