内容説明
歴史のかげで火花をちらした11人のスパイの物語!投獄や処刑の危険をおかしてまで表と裏の顔をつかいわけた彼らの手に汗にぎるエピソードの数々を収録。
目次
その男、魅力的につき―コノン・モロディ
ロシア皇帝の二重スパイ―エブノ・アゼフ
リスボンのあまい生活―ドゥシュコ・ポポフ
軍曹はプレイボーイ―ジャック・ダンラップ
拉致されたスパイ―ジギスムント・ベスト
仮面の下の素顔―リヒャルト・ゾルゲ
手をくんだ二人のスパイ―オレグ・ペンコフスキー/グレビル・ウィン
夜明けのひとみ―マタ・ハリ
あやしい従者―エリザ・バズナ
愛こそすべて―ボグダン・スタシンスキー
著者等紹介
ダウズウェル,ポール[ダウズウェル,ポール][Dowswell,Paul]
イギリスの作家、ライター。ロンドン大学で歴史を専攻し、卒業後、出版社勤務を経て作家になる。歴史小説やノンフィクション作品を60作以上手がける
フレミング,ファーガス[フレミング,ファーガス][Fleming,Fergus]
イギリスの歴史家、作家。1959年生まれ。オックスフォード大学とシティ・ユニバーシティで学ぶ
伊藤菜摘子[イトウナツコ]
1966年大分県に生まれる。東京女子大学文理学部英米文学科を卒業後、出版社勤務を経て、翻訳家になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
喪中の雨巫女。
6
《私-図書館》スパイは、人を騙して、盗むからなのか。あまり、幸せには、なれないみたい。2014/04/15
かんたあびれ
5
【児童書】007のボンドのモデルか?と言われているスパイの話や、無知な私でも名前を聞いたことあるゾルゲなど数名のスパイの生涯を簡単に紹介したもの。児童書なので、出来事の羅列が多く前半は少し物足りなかったが、後半になってくると前半に出てきたメンバーとの絡みが紹介されて面白くなった。組織名もたくさん出てきたので一覧表とか関係図を見てみたいなぁ。2021/05/20
まげりん
2
こんな事が水面下で行われていたんだと思うとどきどきする。映画みたいに派手ではないけど、そういう人って本当にいたんですね。ゾルゲとマタ・ハリくらいは知ってたぞ。2014/05/26
パロリーヌ
1
スパイに興味をもてるような本でした。本当に優秀なスパイはこうして正体を明かされることはないと先生が言っていました、が、この本のスパイはみんな歴史に名を残す有名なスパイだと思いました。2013/07/15
sirius31
0
ジュブナイル本。世界史に名を残すスパイ11人のエピソード本。だがしかし 本当に優秀なスパイは存在さえ残さないwww。伝説とはいえ名前が残っている時点でこの人たち正体ばれてるし 駄目なのでは…?コノン・モロディ エブノ・アゼフ ドゥシュコ・ポポフ ジャック・ダンラップ ジギスムント・ベスト リヒャルト・ゾルゲ オレグ・ペンコフスキー&グレビン・ウィン マタ・ハリ エリザ・バズナ ボグダン・スタンシンスキー。2019/03/13