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第19回フジテレビヤングシナリオ大賞受賞(『今日は渋谷で6時』)後初の書き下ろし。生と死をテーマにしながら軽妙な筆致で描かれたストーリー。
著者等紹介
熊谷純[クマガイジュン]
1983年生まれ。シナリオライター。第19回フジテレビヤングシナリオ大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はなみずき
1
ちょっと現実離れしてるし、ありえないと思っていても、どちらの立場でいても心底人生からぬぐいきれない相手。こんな形でお互いが自分の存在の価値を感じなおし、周囲の人々の優しさも信じていけるようになってよかった。柔らかくてはかない、そして優しい気持ちになれる。2010/05/26
tetsu
0
★2 なんか深みのない話。リアリティがなく全体的にもやっとした印象2010/10/01
Ryo_Go
0
二人の主人公の世界を小気味よく進んでいき、読みやすい小説でした。もっと掘り下げて欲しいと感じる部分もありましたが、キレイな形で締め括ってあるので程よい余韻が残る良い小説でした。2009/10/20