内容説明
井上くんとノロちゃんが銀座通りを歩いていると、「ウワン…ウワン…」という、教会の鐘のような音とともに銀座の夜空いっぱいに巨大な顔が広がった。それはとてつもない事件の前触れだった。明智探偵の美しい少女助手、マユミの身に危険が迫る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coco夏ko10角
29
少年探偵シリーズ、十六冊目。少女探偵・花崎マユミ初登場。といってもあまり活躍はなかったけど…。小林少年は命の危機。の仕返しもあってか二十面相をこてんぱんにする明智。チンピラ別動隊が減ったのはいいことなんだろうけど、あの賑やかな感じも好きだったからちょっと寂しい。一番の謎はマユミが「先生のおくさんのねえさんの子ども」らしいけど……どういうこと???2017/06/06
ぴかりん
18
Kindleにて。不気味な音とともに空に悪魔の顔が…。なかなか大掛かり(?)な仕掛けで、今回も二十面相は暗躍します。そして小林少年が最大のピンチ、死の淵まで追い込まれます。さすがにシリーズ16作目ともなるとパターン化してきてますが、それでも楽しい読書となりました♪2017/09/01
ホームズ
13
今回は大がかりな仕掛けでしたね~(笑)こういった感じのはワクワクしていいですね(笑)しかしチンピラ別動隊って・・・・。もう少し違った呼び方は無かったんでしょうか・・・。最後に明かされるゴングの正体(笑)なんで中村警部は驚いちゃうんだ(笑)もういい加減わかるでしょう(笑)こういったお約束的な展開も好きなんですけどね(笑)2009/07/21
頭無
9
ノロちゃんふたたび。"臆病者の"が必ずつくようになったノロちゃん。もはや通り名。倒れてる人を前にして『男か女かわからない変な奴がぐったりしている』って…言っちゃダメ(笑)。水中のトリックは大掛かり過ぎだけど効果は抜群だったので元は取れたか2017/04/18
152
6
少女助手マユミおねえさま登場。マユミさんについてはいろいろ深読みしてしまう。冒頭の紹介シーンもなんか妙だったし・・・。今回は明智も二十面相も結構容赦ないことやってる気がする。女装姿で殺されかけた小林君が無事助かり、涙ぐみながら明智に抱きつく場面が可愛かった。2012/09/29
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