内容説明
「すきな人を教えあうのは友達のしるしなんだよ」親友になった子がそう言った。そしたら…。すきな人なんていないわたしは、友達じゃないってことなのかな。すきってどういうこと?わたしはわたしのままじゃ、だめなのかな…。
著者等紹介
宇佐美牧子[ウサミマキコ]
1979年、長野県に生まれる。静岡県、埼玉県で育つ。小学校の教員になり、4年生以外の全ての学年の担任を経験する。その後執筆活動に専念。『合い言葉はかぶとむし』がデビュー作となる。季節風同人。今を生きるこどもたちをみずみずしく描き続けている。埼玉県在住
宮尾和孝[ミヤオカズタカ]
1978年、東京都に生まれる。“GOING UNDER GROUND”のCDジャケット画作品を中心に活動後、書籍作品でも活躍。東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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小6の哲ちゃん
3
★★★★☆ 仲良しの友達と好きな子についての会話でうまくついて行けずにいたルミは、幼なじみのかつやと出会い何も考えずに楽しく過ごせていた虫取りの日々を思い出す。自分らしくあることをカブトムシさがしを通じて見つける、そんな話でした。最後は清々しい。2021/09/26
いなこ
1
7年前くらいの作品。実は宇佐美さんちょっとだけ知ってます。(1方通行だと思いますが)それで読んでみました。友達、親友、好き、自分…。5年生くらいがちょうど色々考え始める、難しい年頃かもしれませんね。2016/07/30
すずえり
0
本当は虫とりが好きな女の子。でも友だちに合わせようとして興味ないフリをする。仲良しでいたくてホントの自分を隠すって、何だかだんだんつらくなる。 小学校高学年向けかな。2012/05/23
雨巫女
0
好きな事ややりたい事を、人と違うと隠してしまう。子供の頃から、私もそうなので、親近感がわきました。2009/09/19
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