目次
第1部 序篇―小説は誰にでも書ける
第2部 創作姿勢篇―まずは心がけから
第3部 創作実際篇1―構想を練ってみよう
第4部 創作実際篇2―描写はこのように
第5部 創作実際篇3―仕上げは上々
第6部 小説家デビュー篇―世に出ることが第一
著者等紹介
校條剛[メンジョウツヨシ]
1950年生まれ。「小説新潮」で30年近く編集に携わる。元「小説新潮」編集長。元「新潮新書」編集委員。元「朝日カルチャーセンター新宿教室」『エンターテインメント小説を書きたい!』講師。現在、電子書籍配信サービス(株)パブリッシングリンク・コンテンツ開発部部長。日大芸術学部文芸学科非常勤講師。2007年著書『ぬけられますか私漫画家滝田ゆう』(河出書房新社刊)で「尾崎秀樹記念・大衆文学研究賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふじみどり
9
小説を書いてみたくて、なんの段取りも知らずに書き始め、うまくことが運ばなくて挫折というのをやっていました。システマティックに小説を書くなんて大量生産技術のようで、なんだかやだなと思っていたのですが、本書を読んで量産こそ上達への一本道なのかと思い直しました。全体の設計図を思い浮かべ、それを意識して読むと、さらにおもしろく、内容も把握しやすくなりました。編集者の立場からみた具体的なアドバイスも多数掲載されていて実用的な内容です。2011/07/29
KUAD
5
アマゾンの書評では叩かれていたが、意外に良かった。書くべきテーマがないと悩むよりSキングのように毎日書くことを習慣化すべき。若者は「私探し」と「小説書き」を混同している大塚英志の意見紹介。情熱こそ最大の才能。行動は「語るより見せよ」、「行動が始まっている部屋からスタートする」Dデービス。常套句は諺と認識して人物に使わせる以外ダメ。面白い話と予感させるファーストシーンを。宮部みゆきが受けた助言「時代考証の勉強は書きながらできる。怖がらないで書いてごらん」。小さな賞でデビュ−が先。ミステリが依頼が来やすい。2011/04/02
kitcyan
4
エンターテイメント小説を描きたいと思うなら、必読デス。2010/11/12
ざんすけ
3
編集長なので作家の素性を把握できており内容の正確さを醸し出している。一つの方針を出すだけで絶対化しないのが良かった。作家として成功するのには多数の道があるからだろう2011/03/19
おそばやさん
3
筆者が小説の教室を行っていたためか、小説を書く為の具体例が豊富。「書き方が分からない」という人にはピッタリの一冊になるのではないだろうか。2011/02/06