きのうの神さま

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  • サイズ B6判/ページ数 211p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591109236
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

『ゆれる』で世界的な評価を獲得し、今、最も注目を集める映画監督が、日常に潜む人間の本性を渾身の筆致で炙りだした短編集。『ディア・ドクター』に寄り添うアナザーストーリーズ。

著者等紹介

西川美和[ニシカワミワ]
1974年、広島県生まれ。02年、『蛇イチゴ』でオリジナル脚本・監督デビュー。06年公開の『ゆれる』は、第61回毎日映画コンクール・日本映画大賞をはじめ数々の映画賞を受賞。また自らが小説化した同名作品が第20回三島由紀夫賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

310
ひどく映像的な情景が印象的な短編集である。 まるでカメラから覗き込むように 人の心を 田舎の風景を描いていく。 読者は語りの声に誘導されながら、 僻地の風景と そこに暮らす人々の声を 聞く..だが まるで映像の語りを聞いている ようで、清冽な描写からは人の情念のような ものが感じにくく思ったのは私だけだろうか..2016/06/18

pino

134
丹念な取材を元に選びぬかれた言葉で書かれた、僻地医療の日常。病人を支える人々の苦労が身に染みる。限られた土地の話とはいえ、終末医療や老人介護はとても身近な問題でもある。とはいえ、縋るような気持ちで読む人に優しく寄り添ってくれる小説かといえば、そうではない。毒気のある言葉や、はたから見ればどこか間の抜けた行動なりが、脳みそに埋もれた心情をざわざわとうごめかせる。ああ、意識するしないにかかわらず、人は死に向かってるんだな。あっけらかんと時にユーモラスに、それを知らしめる、西川さんは才能のある方だなと改めて思う2019/05/25

ウッディ

115
中学受験を考える少女、離島の診療所に派遣された医師、小児外科の夫を支える妻、医者の父に憧れた兄、僻地医療に身を投じた医師、地理的なそして精神的な閉塞感を持つ人々を 描いた5編。短編集を読む時、一冊全体に流れる共通のテーマを考えてしまうが、この本にはそんな一貫性を見つけることができなかった。どの物語もオチらしい結末はなく、暗く淀んだ気持ちが、これからもさらに続いていくようなやるせなさが残り、心に響かなかった。文章は簡潔で読みやすく、「永い言い訳」が面白かっただけに、残念でした。2019/01/30

いつでも母さん

112
短編5作品。さくさく読める。だが考えさせられる事が多い。僻地・田舎に住む私には他人事ではない・・医療・福祉など、どうしても見捨てられ、自立も難しい現実がある。実家の母は85才だがまだ車を運転して病院に通い買い物も行く。高齢者の運転が問題になっているが車は母の生活の足。何もない土地だが確かに、ここに生活が有るのだ。私も着実に老いている・・この5作品はどれも自然に、そこにある景色が見えて好きだった。表紙を見た時、えっ?なんだろ、この絵と感じたのだが逆さまだったし、写真だった。読了後はこの表紙が気に入った。 2016/02/07

tototousenn@超多忙につき、読書冬眠中。

111
☆10.0(5点満点なのですが) この作品、良い。映画『ディア・ドクター』も凄くお気に入りの映画だけど、これはそれの後日譚というのか前日譚というのか映画で語れなかった部分を補ったものらしい。 わくわく読める。感動する。じわ~とじわ~とじわ~と 知らず知らずあったかくなる。やられる。ドライアイ解消にうってつけ。どうすればこんな素敵なお話しが出来上がり 射当てる言葉選びが可能なのか。お上手。才能だな。おすすめ!! 追加:少し前の映画だけど『ディア・ドクター』もおすすめ!!2021/06/24

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