内容説明
シュンのおばあさんは、長年、商店街で愛されている洋食屋さん。ところが最近、近所にファミリーレストランができて、なんだかお客さんがへっているみたい…。お店のピンチを救おうと、がんばるシュンの前にあらわれたのは、伝説の料理の妖精アンナだった。おいしさいっぱいのファンタジー。
著者等紹介
貝谷郁子[カイタニイクコ]
和歌山県出身。上智大学文学部卒業。料理研究家、フードジャーナリスト。日本国内からイタリアを中心としたヨーロッパまで、世界の食文化を取材、研究している。食育にかかわる活動にも積極的。『妖精アンナとぼくの料理レッスン』が初めての創作読物
安井雪絵[ヤスイユキエ]
東京都出身。多摩美術大学絵画科油画専攻版画コース卒業。出版社勤務の後、夫とともにニューヨークに移住。現在、2人の女の子の子育てをしながら創作活動に取り組んでいる。アニメーションやTVコマーシャルの絵も手がける。『妖精アンナとぼくの料理レッスン』が初めての児童書の仕事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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小夜風
21
【小学校】料理の本から妖精アンナが出てきて、料理を教えてくれるお話。アンナが思う時に出てこられなかったり、電子音が苦手だったり、ちょっと儚げですぐに消えてしまいそうな頼りなげなところが、読んでいて切ない気持ちになりました。作者さんが料理研究家で、巻末のレシピが美味しそうです。包丁を使わないレシピなので、子どもと一緒に作れたら良いな♪2016/02/20
なー
6
料理好きな小学生男子「シュン」は、おばあちゃんが長く経営している洋食屋が新店舗に押され気味なのが心配で夏休みは手伝いに行く事に決めます。そこで何やかんやあって料理の本から料理の妖精アンナが現れて、料理を教えてくれることに。シュンはおばあちゃんのミートボールスパゲティを「ミートボールが大きすぎて食べづらい」と思いアンナに教えてもらった小さなミートボールとトマトクリームのスパゲティを作るのですがこれがまあ美味しそうで…。でもおばあちゃんの大きいミートボールもラピュタのミートボールみたいで美味しそうです。2022/06/03
ミレー
1
シュンいい子だなぁ2014/12/05
emme
0
★★☆2009/06/11
ひめぴょん
0
久しぶりに読み聞かせ。。聴衆は末っ子ちゃんのみ。他の面々がお出掛けしていたので、「うるさい!」と言われずにお話の世界に浸れました。最近お料理の手伝いを積極的にするようになり興味を持ってかりてきたようでした。自分で読み切るにはまだ少しボリュームがありすぎのよう。「読んで」と言われる間読んであげるのがいいと聞きかじっていたので、実践してみました。「自分で読みなさい」でなく、読み聞かせはコミュニケーションツールの一つでもあるんだなあと思います。 2018/03/22