君の心臓の鼓動が聞こえる場所

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591106082
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

四十を過ぎて独身のテレビドラマの脚本家・根室。雇っている妙齢の美人秘書・真知子にいざ想いを伝えんとしていた十二月二十三日の深夜、突然チャイムが鳴る。ドアを開けるとそこに立っていたのは、十四年ぶりに現れた十九歳の娘のいぶきだった―「パパ、私、小説家になりたいの」。そして迎える驚きのクリスマスとは?成井豊が満を持して贈る、ミステリ仕立てのクリスマス・ストーリー。

著者等紹介

成井豊[ナルイユタカ]
劇作家。1961年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。1985年加藤昌史らと演劇集団キャラメルボックスを結成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おかむー

46
タイトルでイメージするほどがっつりココロを掴まれはしないけれど、ほんのり優しいファンタジー。『よくできました』。登場人物もそれぞれ個性が立ってるし、主人公根室の人物に嫌味はなく、物語全体としてもうまくまとまっている。と、よさそうでいて実際には全体に『弱い』。作者経歴が演劇集団キャラメルボックスの脚本・演出ということで、この作品も舞台が前提なのかな?冒険は避けて無難にまとめたという印象がぬぐえない。一番のキモである娘いぶきの真実やラストが、悪く言ってしまえばありきたりでインパクトに欠けたところは残念2014/07/06

パラオ・スパニッシュフライ

5
日端コレクション。表紙のデザインからしてちょっと難しい本なのかなと思ってましたが、全然そんなことなくサクッと読める本でした。伸び悩んでいる脚本家の家に別れた妻の娘がやってくる。引っ掻き回してどうなるのかなと思っていたら、真相は…なるほど。どこかで見たことある設定だったけど、途中からのめり込んじゃって一気に読んでしまいました。子供の頃に作られた親との想い出は色褪せない。親は忘れてても子供は覚えている。かけがえのない宝物です。2023/02/21

ミカヅキカゲリ

2
面白かったけれど軽かった。軽いよ。2011/10/08

2
さすが成井ファンタジーという感じだ。それにしても成井さん、霊とか使いすぎです(笑)2009/01/17

madoto

1
結構有名な著者さんのはずなのに読んだ人が少ない…。やはり本の世界は難しいのかというメタ発見(笑)さすが脚本家って感じで、場所設定と場転の際の焦燥感、理由などが明確だったなぁと。娘ちゃんの無邪気さが可愛かった。2019/02/12

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